待ち焦がれた復帰戦ですが・・・


全国1万5348人の永井聖美ファンの皆さん、こんばんわ。
ごぶさたしております。


大村女子リーグで3艇併走から挟まれて落水し、
以降2か月あまりにわたってわれわれの前から姿を消したまさみちゃん。
ついに明日、蒲郡で復帰戦ですよ〜!


ケガの治り具合はどうなんだろう?
まだ痛いんだろうか?
気持ち的にあせりとかないのかな?
次節の地元常滑女子リーグには完全復活できそう?
年間V6で総理杯に向かう夢はつながりそう?


いろんな心配をなさっておられると思います。
というよりわたくしがまず、心配しています。
それだったら、やっぱり本人に直接訊いてみよう
というわけで、いそいそと蒲郡の入り待ちに行ってまいりました。


新幹線*1が新大阪を出たところで、ヒゲさんに
「まさか今日になって斡旋消えたりしてませんよね?」ってメールしたら、
「欠場ですよ」との返事が!
凍りつきましたがな。
わたしゃ今から何の目的もなく名古屋へ新幹線で行く羽目に遭うのけ?


泣きそうになりながら「マジでマジっすか!?」と送ったら、
「ちゃんと最後までメール読まんかい」とのお返し。
さっきの返信メールを下に送りますと、
「嘘だよ〜」だってさorz


ホンマ、しゃれにならんってば〜。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


わたしゃ入り待ちって、普段はまずやらないんですよ。
前検日にしゃべりに行くぐらいだったら、レースを応援に行くべきだって言う主義なので。
だから入り待ちは通算でも3度目の経験。
前回も今年2月、東海地区戦で負傷欠場した後、尼崎の前検日でした。


もちろん蒲郡の入り待ちなんて初めて。だから、何時に行けばいいのかもわからない。
レースが昼間開催より4時間ぐらい遅いから、集合も4時間ぐらい遅いんじゃないのと思い、
新幹線から名古屋で在来に乗り換えて、三河塩津駅で降りて競艇場の外をぐるっと半周し、
選手入り口に到着したのは午後2時前。
既に何名かの熱心な入り待ちファンの方がいらっしゃいました。
もちろん後からも続々と。20人余りはいたのかな?


で、3時前。
助手席に長崎から飛行機でやってきたと思われる岩木真美を乗せ、
ようやく黒のアメ車が競艇場入り。
なるほど。半田のおうちから中部空港まで迎えに行ってたのね。


実は、気分一新でビックリヘアスタイルに変えてたりして・・・
なんて密かな期待をしてたんですが、これまでと全く同じでした(笑)。
そして気になるのはもちろん、おみ足。びっこをひいているようすはありません。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


いつものようにプチサイン会が終わった後で、やっとお話を訊くことができました。
久々ですよ〜。何度会っても緊張しますねえ(汗)。


ケガは公式HPのBBSでもご存じの通り、左膝の靱帯損傷。
松葉杖はつかず、ギブスで固定しながらも自力で歩行はしていたようです。
当初は全治1ヶ月との診断だったのですが、1ヶ月経っても痛みが全然治まらず
したがって2日に1回の割合でリハビリ訓練に通いながら、
入っていた斡旋を次々に辞退せざるを得なかったとのこと。


ボート上での練習は、先週の蒲郡新鋭リーグのときに少し行なって
(同日程で常滑の斡旋は入っていたんですがね)、
やっぱりそのときの感触でも、まだちょっと無理かもしれないと思ったそうです。
そのあと今週前半にやまと競艇学校で定期訓練を済ませ、
昨日帰ってきて、今日即蒲郡入りというハードスケジュール。


ただそういう日程面の疲れよりも、
ちゃんとボートに乗れるのか、不安で一杯
というのが表情に表れていて、トーンは下がったままでした。
まだ膝をひねる動作がほとんどできないんだそうで。
蒲郡には新しいプロペラも持ってきたけど、正直、今回はそういう問題じゃないだろうとのこと。


そして彼女、衝撃的なことを言いました。
スポーツ復帰するには、事実上4ヶ月かかる
と、医者には言われているんですと。
8月下旬のケガですから、要するに年内に完全復活は難しいかも、ということです・・・。


われわれ素人考えでは、競馬の感覚で
「今回は大目標である常滑女子リーグの前の一叩き」
なんてことを思っていたわけですが、本人それどころじゃないようで。
今節とりあえず実戦を走ってみて、満足なレースができそうにないと判断したら、
また2ヶ月ぐらい休むことになるかもしれない、と教えてくれました。



復帰戦ということで、3連休や最終日を中心に現地応援に行かれる方も多いかと思いますが、
今回に限っては途中帰郷や、当日欠場などという可能性も十分に考えられますので、
最新の公式情報は常に押さえられる環境で、お出かけになることをお勧めします。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


それでも、やっぱり地元のA1レーサー。
今期6点後半の勝率と、3回(年間4回)の優勝実績を挙げている以上、
事情を知らない一般の競艇ファンからすれば、どうしても期待がかかってしまいます。
「新聞記者やレポーターには、今回は厳しいですとは言います」と本人言ってましたけど、
例えばボートピア梅田で舟券買ってる客に、そんな情報は一切入りません。
ペラペラの出走表には、輝かしい勝率と連対率が載るだけ。


自分だけが苦しい思いすればいい、という世界じゃない。
実績を信じて舟券を買った客を裏切れば迷惑がかかるし、印象も悪い。
ここが普通のスポーツと違い「バクチの駒」の大変なところなんですよね。
ある意味、金本知憲と同じポリシーだったら通用しない世界だとも言えます。


まさみちゃん自身、常日頃の目標を「かっこいいレースをする」ことに置いている人ですから、
膝の具合が悪くても、走る以上はみっともないレースは見せて欲しくないし、
またそういうレースしかできないならば、潔く諦めて欠場したほうがいいと思います。
本人もそのへん、しっかりと自覚しているようだったので、うれしかったですよ。


というわけで、一般競艇ファンの方々は、
今節は永井聖美を外して舟券を買っておけば、美味しいかもよ!?(笑)



10/31(金) 蒲郡ナイター競艇 日本財団会長杯争奪戦 初日

11R 予選特選
1 永井 聖美  (愛知) 機66(37%)
2 吉原 美穂子 (佐賀)  73(34%)
3 中里 優子  (埼玉)  70(38%)
4 岩木 真美  (長崎)  37(32%)
5 森岡 真希  (岡山)  12(24%)
6 池田 浩美  (静岡)  30(43%)
進入想定 123・456

初日は予想通りオール女子の1号艇。
地元も永井に配慮したのか、それともケガ人に初日から2回走らせるのが怖かったのか、
このメンバーで永井だけがこのレース1回走り。


永井の引いたエンジンは、前回新鋭リーグで郷原章平が準優勝の実績機。
前検タイムも上位ランク(上の2人はチルト3なので)。
その上でこの番組を見たら、新聞記者も体調不良は承知の上で◎付けないわけにはいかないし、
結局は圧倒的な人気を背負うことになるだろう。


となれば、やっぱり期待は裏切りたくない。
幸いインだから、他人のことは考えずに一目散にターンマークを回るだけ。
競られると厳しいが、1マーク回って抜け出してしまえば何とかなるでしょ。がんばれ。

*1:在来線で行こうと思ったら人身事故があって新快速が大幅遅れ・・・慌てて新幹線に乗りました