何が起こったのやら!?

まいど〜。
10月31日だったんだ・・・。
競輪ファンが集まって書き綴るエッセー集というのを発行するらしくて、
私にも執筆依頼が来てたんですよ。
今日がその締切日でして。
2000字ぐらいでお願いしますってことだったんですが、
つらつら書き始めて、いざカウントしたら3700字


いつもこうなんですよ、わたくしの文章って。
いつまで経っても、簡潔に書くことができません。
それはこのブログを読んで下さる方なら皆さんご存じだと思いますけど。
本当にいつもいつも、冗長な文章ばっかし読ませてしまって申し訳ありません・・・。


結局、草稿を書く3倍ぐらいの時間をかけて、
せっかく書いた文章を削る取る作業に没頭してしまいました。
やっとさっき、メールに添付して提出したところ。って、もう日付変わってるがな。


そんなわけで、ブログ更新も遅くなっちゃってすみません。
あと、いろいろと都合がありまして、弥彦遠征記は週明けまでお休みさせてください。
本当に申し訳ありませんけど。


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10/31(金) 蒲郡ナイター 日本財団会長杯 初日

11R 予選特選  永井・吉原・中里・岩木・森岡・池田妹
ピット離れ遅れた岩木が前付けに来て、結局枠なりの4対2。
スリットはダッシュの2人が優勢。そのまま一気に森岡が絞って出る。
しかし内2艇も伸び返して抵抗。
そして1マーク手前、強引に絞った森岡の艇首が吉原の艇に乗り上げる形になり転覆、
森岡は10メートルほど吹っ飛ばされる。吉原もこれによりエンスト、両者とも負傷帰郷。
ほとんど奇跡的に難を逃れた永井が先に1マークを回り、
他艇がアクシデントを避けて減速していたためそのまま独走。
事故艇のない2マーク、2周目以降はモンキーで回らずにゴール。
1永井聖美−6池田浩美−4岩木真美  2連単530円  3連単4,480円


1マークはライヴ見てて、何が起こったのか全くわかりませんでした。
エンストしたボートの真下から、
土中で隠れていたセミの幼虫が出てきたかのように1艇が這い出してきて、1マークを回った。
それが誰なのかすら、しばらく判らなかったぐらいです。
高橋アナの実況で、生き残ってレース続けてるのは永井なんだと初めて知りましたよ。


心底肝を冷やしたし、心底ホッとしました。
もちろん吉原と森岡のケガの具合は気になりますけどね。
吉原さん、カベになってくれて本当にすいません・・・。


膝を痛めて、とてもまともなレースができる状態でないというまさみちゃん。
11Rのピットレポートでも、昨日本人が話してくれたとおり、
「まだ一度もターンマークを全速で回れない」という正直なコメントが流れました。
展示航走でも、2マークなんか危なっかしさ満点のターンでした。


今日のレース、もしもいつもの元気な状態だったら、
もう少し無理な抵抗を試みて、ひょっとすると逆に自分が事故を起こしていたかもしれません。
おとなしく身構えながら走ったから、逆に難を逃れて生き残ったのかも。
そうじゃないかも知れませんけどね。
とにかく、衝撃でまた膝を捻ってしまったとか、そういう影響がなければいいんですが。


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さてさて、本日をもちまして来年前期の級別審査期間が終了しました。
今年5月から10月までの、永井聖美選手の成績は次の通り。

全92走
1着29、2着22、3着13、4着7、5着10、6着8
選手責任失格 2
責任外失格 1
優出 5
優勝 3


総得点 620
勝率 6.81
フライング・出遅れ 0
事故点 22
事故率 0.24


09年1〜6月の級別 A1級

SG初出場、脅威の優勝ラッシュ、そして大ケガ・・・。
選手になって間違いなく最大の、波乱万丈の半年になりました。
まだまだ、いろんな経験を積んで、修行していきなさいよ。
神様がそう囁いているのかもしれませんね。

「人間も塗り箸と同じや。
 研いで出てくるんは、塗り重ねたもんだけや。
 一生懸命生きてさえおったら、悩んだことも、落ち込んだことも、
 きれいな模様になって出てくる。
 お前のなりたいもんになれる。」
                          ――和田正太郎


11/1(土) 蒲郡ナイター競艇 日本財団会長杯争奪戦 2日目

7R 予選進入固定
1 吉永 泰弘 (香川) 
2 中村 義雄 (長崎) 
3 永井 聖美 (愛知) 
4 鈴木 孝之 (静岡) 
5 齊藤 仁  (福岡) 
6 森田 昭彦 (福岡) 
進入固定 123・456


ピットアウトの初動操作は、膝を多少なりともひねる動作を伴う。
これがまず今の永井にとっては苦痛だ。
番組屋もその点に配慮したか?2日目は進入固定のレースに組み込んでくれた。


初日のレースで伸びは判断できないとしても、出足行き足にかけては良好。
スタートもその気になればしっかり決められるはずだ。
内側が遅れて、楽に捲れるような形になれば理想的。
そうでなく、展開を突くレースになったら、道中の競り合いも考えたら厳しいかな・・・。


10R 予選特賞
1 池上 裕次 (埼玉)
2 一瀬 明 (神奈川)
3 石田 一吉 (愛知)
4 内山 文典 (茨城)
5 豊田 訓靖 (静岡)
6 永井 聖美 (愛知)
進入想定 123・456

メンバー的には池上が断然の実力だが、足色は最悪の気配。
それだけに波乱の要素は大いにある。
ただ思い切って踏み込んだターンが望めない永井にとって、
大外からのレースで取れる作戦は最内遅れ差しぐらいしかなさそう。
前が大きく競り合って、モーゼの十戒よろしくポッカリとコースが開けばいいけどね。


無茶なレースはできないけど、
新期に入って無駄に勝率を低くすることはできない。
最善を尽くしてほしいところ。