首位陥落ってイヤな響き

この予選道中4日間の、小ネタその1。


記者選抜戦インタビューの間、ずっとサイン攻めに遭っていた永井聖美。
そこへ現れた一人のオッチャン、元気良くさわやかに
「永井さん、今絶好調やなあ!」(笑)


あの、すいません。どこをどう見ても絶好調じゃないんですけど・・・。
でもそのオッチャンはたぶん、出走表とか専門紙に表示されてる成績を見て、
「こいつは今メチャメチャ調子ええねん」と思って尼崎に来たんでしょうねえ。


もしかしたら、永井聖美という選手、尼崎の競艇ファンの間では
勝率5点そこそこの弱っちい小娘
って感じで思われてるんじゃなかろうか?
ちょっと、不安になりました。
でもまあ、今節も一生懸命成績を挙げているので、
永井は絶好調だと思ってるオッチャンの期待は裏切らなくて済んだかな?


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小ネタその2。


予選3日目の昨日、日曜日。
尼崎のピットは日本一観客席から見やすい場所にあるわけですが、
そのピットで、これ見よがしにSGジャンパーを着ている選手が一人。
数十メートル離れたスタンドからでも貫禄十分ですから、
たぶんピットにいる女子選手の中でも圧倒的な威圧感を見せていたと思われます。


たま〜に、海野ゆかりが女子戦で勝負駆けのときに、自ら気合を入れて着てるときがありますけど、
どうやらスタンドから目を凝らす限り、海野には見えません。
誰なんだろう?と思ってましたら、何と、田口節子でした。
まあそりゃSGで水神祭も済ましてる選手ですけど、
なぜにリーグ戦の3日目、しかも1回走りの日にSGジャンパー?


ただ単に、着たかっただけなのかなあ。
それとも週末、尼へ応援に来た自分のファンへのファンサービスでしょうか?
けっこう、謎です。


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小ネタその3。


今日、スタンドで試運転に出てきた選手をボケ〜ッと眺めておりましたら、
とても女子リーグに出てくるとは思えない、豪快なターンをする選手発見。
舟のネームプレートを見て納得、黒字で「魚谷」と書かれていました。


毎年の恒例になりつつありますが、本人のブログでも予告があったとおり、
賞金王前の、最後の練習に来ましたよ魚ちゃんが。
ペラについては減音とノーマルの違いはあるんですけどね。


で、その練習なんですけど、普通に女子選手に混じってやってるわけですよ。
ということは女子の中で、我こそは!と思う人ならば、
魚谷智之と足合わせやろうと思えば、可能なんじゃないでしょうか?
もちろん直線で足合わせしても意味ないんですけど、ターン練習なんかは。
何よりも、メチャクチャ目立ちますやんか、スタンドの客に。


出走中の選手と練習に来た選手があまり接触しないほうがいいんでしょうけど、
偶然同じタイミングで水面を走ってるということにしておけば、ねえ。
やってくれないかなあ〜。雌魚ちゃんに(笑)


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12/15(月) 尼崎女子リーグ クイーンロード 4日目

8R 予選  永井・廣中・喜多・池田姉・今井・細川
前半戦で転覆した喜多が外に出て、124・563の並びから、スロー勢優勢のスタート。
誰も攻める選手はなく、永井が悠々とインから逃げて快勝。
アケミを巧く牽制しながら広中が差して追走し、勝負駆け成功。
1永井聖美−2廣中智紗衣−4池田明美  2連単430円  3連単680円

12R 予選特選  田口・中里・金田・魚谷・永井(5号艇片岡は欠場)
片岡は前半オカマを掘られて転覆、負傷のため欠場(帰郷)。
5艇立て、しかも全員が準優当確メンバーでの一戦となる。
枠なり3対2から、やや内優勢のスタートとなり、田口が先マイで快勝。一番差しで中里が続く。
カドの魚谷が最内差しとなっては、5番手スタートの永井には全く展開なし。
バック5番手から2マーク突っ込んで魚谷だけは捌き4着。
1田口節子−2中里優子−3金田幸子  2連単730円  3連単1,920円 (返還5)


10Rで海野が2着となり、12Rで3着以内なら永井の得点率トップが確定。
しかも片岡が欠場したことで5艇立て。
カタピさんには申し訳ないけど、今節は本当に運が向いてきているなあ!と思ったんですが、
そのチャンスを生かしきることはできませんでした。


まあ、スリットを見る限り、あまり予選1位にこだわってたようには見えませんけどね。
でも、ずっとトップを快走していながら、最後の最後に陥落するっていうのは、
今年のわたくし的にはあんまり気分いいことじゃないですorz


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尼崎は今年から1号賞金場に格落ちしたこともあって、
斡旋される選手の数が以前に比べて少なくなりました。
その上、今開催は前検に2人(追加1人)、初日・3日目・4日目で計4人の途中帰郷者。
ついに出場選手が43人にまで落ち込んだため、尼崎では珍しく
準優出場者の下位から順に、一般戦との2回走りを実施することに。


ということで、予選15〜18位のアケミ・廣中・五反田・細川が2回走りになっていますが、
4〜7Rで、いずれもインコースからのレースとなりそうです。
準優日2回走りは賛否両論ありますけど、少なくとも準優で不利な外枠の選手にとっては、
一般戦でインからレースさせてもらえるのは絶対にラッキーと思っているはずですし、
足的にも実力的にも、4人とも逃げ切ってしまう可能性が大きそうですね。
とりわけ、近況インから惜敗街道が続くゴタン(6R)は、もう何とかしなきゃ。


12/16(火) 尼崎競艇 女子リーグ第14戦 クイーンロード 5日目

10R準優  ○金田・◎三浦永・△池田幸・×安達・池田姉・廣中  進入想定123・456

三浦の伸び足なら差して届いてしまうかも。いずれ一騎打ち。3着はアケミよりも足良い中枠両者。


11R 準優勝戦
1 永井 聖美  (愛知)
2 佐々木 裕美 (山口)
3 田口 節子  (岡山)
4 魚谷 香織  (山口)
5 宇野 弥生  (愛知)
6 五反田 忍  (大阪)

進入想定 123・456

何もよりによって、こんな厳しいメンバーの1号艇を任されなくても・・・。
だから予選最後のレースでもうちょっと頑張ってれば軽いメンバーで済んだのに。
カドの魚谷は伸びだけなら節イチクラス。
3日目以降、スタートが慎重になっているのが余計に不気味なところ。
そうでなくてもすぐ外にいる宇野が連れて行くだろうし・・・。
もちろん、魚谷の強捲りに抵抗していると、銀河系コンビがごちそうさまとばかり差してくる。
本当にこのメンバーは容易には行きそうにない。


でも、ポジティヴに考えるならば、
ここでライバルたちを蹴落としておくチャンス
今節は既にインから3回逃げ切っているという自信もある。
怖いかもしれないけど、しっかりとスタート踏み込んで、先に回らせてもらおう。


永井が逃げ切れる展開ならば魚谷は不発と見て消し。
テクニックに勝る田口はもちろん無視できないけど、ここは佐々木の決め差しを相手に指名したい。


12R準優  ◎海野・○池田紫・△森脇・中里・×大瀧・細川  123・456

相手にも恵まれた海野で仕方ないか。調整合えば紫乃のエンジンも引け取らないが。