笹川賞壮行会レポ(前)「ファンと師匠の夢を乗せて」

なんか「Sports KYOTEI 6」ってなサイトができたそうで。
どこからどう見ても競艇とは縁がなかったはずの人たちが、競艇を盛り上げるために新聞にコラムを書くんですって。
ホンマに盛り上がるんでしょうかねえ(笑)。


んで、スポーツ報知の紙面を担当するのが和希沙也ですよ。
女子選手についての記事を書くのが担当なんだそうですが、その記念すべき第1回が、
われらが永井聖美のおはなしです。
さすがは報知、巨人ファンには甘いなあ(誤)。


まあ、トップ級のタレントさんが永井聖美を知ってくれるのはたいへんありがたいことなんですが、
実際、どんだけ取材したんでしょう?
いくらなんでも酷いよこの内容!
こんなん競艇記者の聞きかじりそのまま書いただけやん・・・。


やっぱりね、ライターが有名だろうが無名だろうが、
紹介文なんてものは実際に見て、知って、初めて書けるもんですよ。
適当な想像で書いてるとすぐにバレてしまいます。


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だから大事なことは現地で取材する!
というわけで、昨日は蒲郡競艇場に行ってまいりましたよわたくし。
目的はもちろん笹川賞直前のGI競走で、ライバル選手の動向を測ること!
ではなくて


これでした。
またもや昨日もヒゲさんがお車を出してくださいまして、本当にありがたいことです。
午後1時に大阪を出て、蒲郡に着いたのが4時前。
例によって花束を用意しようとこちらの花屋さんを目指すヒゲさんに無理を言いまして、

こんなお花をステージに飾らせてもらうことにしました。
蒲郡の担当の方、突然持ち込んですいませんでした〜。


本当はトークショーの本番で初めて見せてまさみちゃんにビックリしてもらう予定だったんですけど、
何とも運悪く!?駐車場から花を持って入場門まで歩いているところを
関係者入口の前でハマーH3と鉢合わせ(笑)
2人でこの花を持ってきたことが、呆気なく本人にバレてしまいましたわいorz


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さて、トークショーの開始は午後5時。
蒲郡競艇場のいちばん東側(2マーク側)、本来なら誰もいないような場所が会場なんですが、
観客は早くも鈴なり。立ち見もワンサカ!
これだけ客が来ることが判ってるんだから、普通にオレンジホールでやってくれればいいのに。


ステージはこんな感じでした。
小さいステージだけど、それでも花が小さすぎましたかねえ。
せっかくの初出場祝いだったので、もっと目立たせたかったなあ。
「いいとも」みたいな花を用意しとけばよかった(笑)。


トークの内容ですが、まずは一通り笹川賞選出に対する感想などから始まりまして
(ボートボーイの内容と似たようなものでした)、そのあと、やや具体的な話に。


平和島競艇場は減音モーターですが、永井聖美は減音の場でのレースは久しぶり。
前回は若松オール女子で、まさかまさかの未勝利でした。
それだけにちょっと心配していたのですが、本人は別に減音だからといって苦手意識はないようで、
平和島には、師匠・上島久男が今回のために特別に作ったというペラを2枚、
そして東海ダービーのとき兄弟子・池田浩二がくれたペラを1枚持って行くとのこと。


ボートボーイでも書かれてましたけど、最近は上島御大のプロペラが調子いいんだそうで、
しかも御大が最後に優勝したのが06年8月の平和島ですから、これは心強いところ。
御大は本当に笹川賞出場を喜んでくれたみたいですよ。
たぶん「自分の夢を娘に託す」ような心境なんじゃないでしょうか。


御大ファンのわたくしとしましては、
1回ぐらい本気で名人戦出場狙ってくださいよ〜
と思ってるんですがねえ(いまもF3でお休み中orz)。


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ところで、2場所連続優勝と大変好調な秘訣なんですが、
やっぱり女子王座がきっかけだったみたいです。
王座のときまでは、「何号艇でもいいから優勝戦に乗りたい」
という気持ちで走っていたけれども、その後、

「優勝戦に乗るだけじゃなく、優勝する確率を上げないといけない。
そのためには勝戦をいい枠で出ないといけない。
だから予選から気を抜かずに、特にイン戦は絶対に落とさないように」

という気持ちでレースに臨んでいることが、
ここ3場所連続で準優1号艇→優勝戦内枠という結果に結びついている、とのこと。


これは女子リーグとかオール女子のレースを走るにあたって、
A1選手として非常に大事な責任だ、とわたくしも思いますし、
男女混合戦を走るときでも、これからはそう思って走って欲しいと願っています。



文章が長くなってきましたので、続きは別のエントリで。