ポイント制だよ!

高松の東西王座戦はケッタイな番組と勝ち上がり。
ポイント制はオールスターで前例があるし、わたくし的には面白いルールだと思うんですが、
番組が自動決定というのは、層の薄い地区には厳しいですね。
北日本なんか1つのレースに6人も(それも本命級が)出れば、そりゃ勝てますよ。
まあ、初日の伏見の直線の足はオバケでしたけど。


西日本27名の内訳は、中部9、近畿4、中四国8、九州6。
どうしても近畿には不利ですよね。しかもしっかりしたマーク屋がいないし。
まあ、弱いんだからしょうがないか。


さて、ポイント状況なんですが、巷の噂では
「2走で30点取れば優参安全圏」ということだそうです。
いちおう、推定ボーダーを28点ということにしますと・・・

初日1着(15点):4着勝負(5着で相手待ち)
初日2着(13点):3着勝負(4着で相手待ち)
初日3着(12点):2着勝負(3着で相手待ち)
初日4着(11点):2着勝負
初日5着(10点):1着勝負(2着で相手待ち)
初日6着( 9点):1着勝負

ということになりそう。
オールスターに比べるとはるかに身内同士の戦いの度合いが強い東西王座ですから、
各ラインがいろいろと作戦を練って来そうですね。


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2/14(土) 高松競輪 G2東西王座戦 2日目

8R 西予選2走目
2渡部(4着勝負)−8三宅達(3着勝負)−5紫原(2着勝負)
7前田(1着勝負)
4柴崎(1着勝負)−3山田(2着勝負)−9加藤(4着勝負)−1山口幸(2着勝負)−6浜口(1着勝負)

マエタクは渡部先行なら番手をにおわすが、中部には競らず。というかこのメンバーでは空気同然。
点数に余裕のある渡部が駆けることも考えられなくはないが、
常識で考えると柴崎が岐阜勢の機関車役になるだろう。
浜口は5番手じゃ1着勝負をモノにできるチャンスはないので、
渡部に分断されないように先にイン斬りして柴崎を呼び込むか。


普通なら山田のバック番手捲りは後ろにズブズブまで食いそうだけど、
山田が2着勝負なので加藤は差さない。決勝でウマがないと困るしね。
渡部の捲りが飛んでくれば猛烈にブロック。このときヤマコウは内を突く。
1着2着が山田ヤマコウ、3着か4着に加藤なら中部的にはめでたしめでたし。3=1本線


9R 東予選2走目
7海老根(4着勝負)−1渡辺晴(2着勝負)−8村本(1着勝負)−5松坂(1着勝負)
4新田祐(4着勝負)−(2山崎(2着)・6幸田(3着))−9兵藤(1着勝負)−3稲村(2着勝負)

これは展開簡単。逃げるのは後ろに同地区の勝負駆け3人背負う海老根。
おそらく群馬勢は切り替える(いくらなんでも晴智には競らないと思う)。
ゴール前は2着でOKの晴智が前残し気味に踏むところ、1着しかない村本が強襲。8−1厚め


10R 西予選2走目
1井上(4着勝負)−7荒井(1着勝負)−8小野(3着勝負)
6岩津(2着勝負)−9三宅伸(3着勝負)−5豊田(1着勝負)
4稲垣(2着勝負)−2村上(1着勝負)−3小倉(2着勝負)

荒井が井上の番手を選択したことで、稲垣の逃げイチ。
しかし身内同士のレースは何があるか分からない。稲垣が逃げるとは全然限らない。
岩津が捨て身のメイチ駆けの可能性もあれば、
稲垣の後ろが競りになってペースが緩んだところ、点数余裕ある井上のホームカマシも。


車券は本当に絞りづらいけど、7−8と5−9だけはとりあえず買っとくべきかな。
稲垣には死ぬレースはしてほしくないんだけど、近畿の性格的には2−3も押さえないと。


11R 東予選2走目
3佐藤(3着勝負)−8有坂(2着勝負)
6武井(2着勝負)
9武田(1着勝負)−1神山(1着勝負)−4阿部(3着勝負)
7渡辺一(2着勝負)−5成田(1着勝負)−2伏見(4着勝負)

渡辺が先行体制に入ると武井は成田のところに攻め込むしかない。
そうなると初日のように佐藤がカマシて、佐藤−有坂−一成−チギレの展開か。
それでも伏見は追いかけてくるから、北日本的には心配なさそうだけど。
この場合は佐藤有坂一成のボックスで、伏見の3着受けを狙いたい。


佐藤が逆に先行体制ならば武井はその3番手で様子を見ているか。
そこを渡辺のスーパーダッシュ。結局は前5人が北日本という展開になりそう。
成田は1着勝負だけど、まことに遺憾ながら伏見の脚が違いすぎる。
踏みたくなくてもアタマまで抜けてしまうんだろうね。

追記)2分の1で決勝に行けるんだから、初日1着選手の「4着勝負」は厳しい条件かも。
もう少し緩めて、ボーダー27〜26点でもいいのかもしれませんね。