立川・船橋・市原遠征記 Vol.5「新聞取られてTKO」

今日は小正月
でも成人の日がどっかに行っちゃったので、街中どこ探しても「小正月」というムードはありません。
うちの近くの神社では「茅の輪くぐり」という神事をやってますけど、ここ数年お参りしてないなあ。


小正月と言えば「小豆粥」ですけど、
これも15日が祝日じゃなくなってからは、うちでは作ってません。
何かまあ昔の風情がなくなって、寂しい感じもしますけどね。


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そういえば、1月7日に食べる七草粥も、
今年はその朝は東京にいましたので、食べることができず。
そんな関東道中記の続きです。第1回第2回第3回第4回はそれぞれのリンクをどうぞ。


8日の朝、燕湯での朝湯が長引き、戸田競艇場へ入り待ちに行けなかったわたくしは、
御徒町から山手線で逆方向の秋葉原へ向かい、総武線西船橋へ。
そこでさらに武蔵野線に乗り換えまして、11時半ごろ、南船橋駅に着きました。
ここから南側へ歩くと、船橋オートレース場(川口オート場外発売中)があって、
併設のサテライト船橋(和歌山記念・平塚Sシ発売中)が未訪問なのでちょっと気にはなったのですが、
やっぱり本場開催のほうに行かないと、ってことで、北側の出口を降ります。


さすがに客の多い南関東の競馬場ですから、
競馬新聞持ったオヤジの番手をマークしてれば、
楽勝で船橋競馬場に着くだろうと高をくくっていたのですが・・・いない!
おいおい大丈夫なのか船橋競馬!?


人通りの多い道はららぽーとへ行くための道っぽかったので、
事前に調べていた地図の記憶を頼りにテクテク。
明らかにここは競馬場のバックストレッチ側だよなあ、これを半周すれば入り口か?と思い、
厩舎やら競馬従事者宿舎の前を通って、やっとこさ競馬場の入り口に着いたのですが・・・
明らかに駅から逆回りで来た方が早いやん!orz


あとで公式ホームページを見直しましたら

この地図、絶対意地悪いよねえ!なんで北と南逆にする必要あるのよ。
おかげでわたくしの頭の中には、京葉線京成電車あべこべにインプットされておったのです。


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まあそれでも無事に、12時前に船橋競馬場に到着。
入り口の新聞売店を見てビックリ仰天。

いつの間にブックが南関東版売ってるんや〜!


「競馬ブック」はその莫大なデータ量を武器に、関西では圧倒的なシェアを誇っていますが、
以前中山競馬場とか府中競馬場に訪問したとき、ほとんど誰も手にしていなかったイメージ。
たまに持ってる人があれば、それは例外なく関西人だという話があったとかなかったとか。


それが、中央じゃなく南関東にまで手を伸ばしていたとはねえ(昨年4月からだそうです)。
もちろん昔JRA打ってたころはブック購入者だったわたくし、数年ぶりに競馬ブック購入です。
横書きで見慣れた紙面構成、厩舎コメントも調教情報も豪華。
何と言っても8面構成というのは園田競馬客にとってはありえない太っ腹!


こうなれば勇躍、さっそく馬券購入ですよ。見れば第4Rの締切5分前。
しかもパドックはもう既に済んでるので、馬のチェックなんてできず。
様子見に、3連複で合計1000円ぐらい行っとくか、と思って、競馬ブックを見ますと、
ほとんどの馬が未勝利で、こいつら誰やねん、という連中ばっかし。


そんな中、1番の馬がJRAの未勝利戦で3着してから、長期休養明け。
前々に行けないのがネックですけど、中央と地方はペースが違うし、船橋は直線長いしね。
オヤジはサッカーボーイか。全く意外だけど、サッカーボーイ産駒ってダート走るもんね*1
とりあえずこの馬を軸にして、あとは印のついてる馬と、気になる馬を適当に。


そしたら・・・

ををを、何か知らんけど当たってる〜!
立川競輪場に続き、船橋競馬場も着いてすぐのレースで巡礼達成です。わーい!


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とりあえず最低限のノルマが達成できたので、あとは競馬場の雰囲気をチェックしようってことで。


パドックです。
ここにはしょっちゅうT闘力(現在はO獄親方)がいるよ
と聞いてたんでちょっと期待してたんですが、この日はいませんでした。
さすがに本場所前のメチャ大事な時期でしたしねえ。





逆光ですいません。まあ行ってきたという証明に。


あと、インフォメーションコーナーみたいなブースがありましたので入ってみたら、
客は誰もいなくて、警備員が一人、ヒマで死にそうな顔して館内をぶらついていました。

ふーん。千葉県って昔は馬の産地やったんですね。ピーナツだけとちゃうんや。


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さて、次の5Rでさっきの儲け分を使い果たして、第6Rのパドックへ。
そこで、スタンドに競馬ブックを忘れたことに気付きました。
慌てて戻ってみましたが、当たり前のように既にそこにブックはない
アイタタタ・・・激痛です。


競馬新聞がないと、こんな知らん馬ばっかしのレース、予想のしようがないし。
かと言って、さすがに今さら、もう1部ブックを買いなおすっていうのも何だしねえ。
まあ既に巡礼は達成しちゃったし、あんまり南関東競馬に売上げ貢献したいと思わないし。


でも今帰るのはあまりにそっけないので、もう1レースだけ、と思いまして、
新聞も出走表も見ないままパドックで各馬の馬体をじっくりとチェック。
こんなことして当たるわけがないんですけど(そもそも相馬眼なんてあるわけないんですけど)、
何と言っても、予想ファクターは馬体とオッズだけですからこれしかしようがありません。


地方競馬はJRAに比べてどうしても栄養条件とか馬房の設備とか悪いこともあって、
冬のレースはかなりの率で、冬毛という汚い毛並みになる馬が多くなります。
馬のレベルの低い場末の競馬場になるとその傾向が顕著なのですが・・・
船橋はさすがですよね。ほとんどの馬が冬毛出てません。
そして、馬っぷりだってJRAの馬と遜色ないような堂々とした風格


6RはC級条件のレースですが、こいつら今福山とか荒尾とかに移籍したら、
オープンで走れちゃったりするんだろうなあなんて思いつつも、
こんないい馬ばかりじゃわたくしにパドック診断なんて無理だわ、とすでにお手上げ状態。




単勝オッズを見てみると、この3番の馬がなかなか売れています。
確かに毛ヅヤはピカピカだし、太め感もありませんでしたので、
もうこの馬と心中しちゃえ!ということで。
3番を1着に、3連単で流し買いしてみました。


で、結果。


ハイ、ウラ〜〜!orz

こんなところでもウラ食ってるようじゃもうこの先もあかんかな?ってことで、
そそくさと競馬場を退散することにしました。
まあ、わたくしが船橋競馬の売上げに貢献できなかったぶんは、
スタンドに置き忘れた競馬ブックを盗んだオヤジがまかなってくれてると思われます(笑)。


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今度はちゃんと近いほうのルートを歩いて、南船橋駅に到着。
まだ1時半ですので、他の場所で打つ時間はじゅうぶんあります。
そういえば、そろそろ尼崎のオール女子と、和歌山記念が気になってきたなあ。


というわけで、次につづく。

*1:わたくしがJRAやってたころのキョウトシチーのイメージが強いだけですけど。