立川・船橋・市原遠征記 vol.3 「寒い立川にお寒い競輪」

今回の旅打ち日記と話が前後しますけど、いま青春18きっぷが1日分だけ余ってるんです。
すぐに金券屋へ持っていけば2000円ぐらいで買い取ってくれるかなとは思うんですけど、
せっかくだからどこか別の場所に旅打ちを実行しようかなあ、という気持ちも。


期限は今月の20日までですから、事実上出かけるならば今週末
で、まだ巡礼を達成できていないバクチ場を調べてみますと、候補的には

1)小松島競輪(Sシ開催中)←訪問経験あるけどノーホーラ
 大阪から本当に近いのに、18きっぷ的にはとてつもなく遠い場所です。
 最終レースまで見てると、その日のうちに大阪へ帰って来れません(笑)。
 なので徳島香川県境で特急を使うか、鳴門から舞子までバスでショートカットするか。
 どちらかというと、旅打ちというより高徳線鳴門線の「鉄の旅」になるかも。

2)前橋競輪(Sシ開催中)←上に同じ
 1枚分で何で関東やねんと言われるでしょうけど、前の晩に大阪から近鉄で名古屋に出れば、
 ムーンライトながらで朝には東京へ、そして午前中に群馬県へ。
 夜に新宿か東京に戻って、夜行バスで大阪に帰る、というプランになります。
 余裕があればBAOO高崎(高崎競馬場跡の場外)でばんえいを打てるかも。

3)若松競艇(オール女子)・飯塚オート←若松は上に同じ・飯塚は未訪問
 朝一番に大阪を出れば、夕方ちょうどいい時間に若松に着きます。
 その日は筑豊近辺に泊まって、翌日は飯塚→若松のハシゴ。
 若松から無料バスで小倉に出て、そこから夜行バスで大阪に帰るというプラン。
 ただ、正直今回のオール女子、特に思い入れある選手はいない上に、
 併設のサテライト若松(もちろん未訪問)で発売がないのが弱点。

その他に、日帰りで行ける範囲の場外発売所(S津山とかBP呉とか)に行くプランもありますけど、
結局はまあメンバーと気分、あとオサイフ状況(←これ大事)で決めることになると思います。
つーか、それまでに先週の旅打ちの記事を仕上げてしまわないとね。


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というわけで、関東遠征記の続きです。第1回はこちら、第2回はこちら


立川競輪場で、地元選手や西武の伊東前監督のトークショーを見つつ、
そろそろ車券をしっかり当てたいなあと思って迎えた8R
中団から山田英明−西川親幸の九州コンビがひと捲り、
3着に捲り追い込んだ藤田竜矢が入るというレースになりました。3連単は67倍。


その後すぐ、イベント会場へ行ってみますと・・・



伊東勤、ニッコニコ。
そう、彼は熊本工業出身ですからねえ。
九州のワンツー決着に、とっても上機嫌でした。


この時間帯は決勝戦の予想大会みたいなトークショーになりまして、
伊東は「気になるのはやっぱり木暮」ってなことを言ってたわけですが、
イベント終了の時間になりますと、わこちゃんに
「あれ?ボクにはこの次の予定を聞かないんですか?」
とのたまう。
(その前の地元選手トークショーのときに聞いてましたので。)


で、改めてわこちゃん、「じゃあ伊東さんの次のご予定は?」と聞くと・・・

「ボクは今から、さっきの車券を払い戻してきます!

ムカツク〜〜!


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ところで、立川は昔、コカコーラはじめジュース類がタダで飲めるという噂だったんですが、

今では50円だけ取るようです。
そういえば玉野なんて、茶*1ですら10円取ってたことを考えると(参照)、
このクソ寒い真冬にコーヒー*2が50円で飲めるのはありがたいかも。
わたしゃ売店にフライ類がたくさん売ってるもんだから、ついつい燗酒ばっかし呑んでましたけど(笑)。


ちなみにわたくし、ギャンブルレーサーで下層民の食い物としておなじみだった

すいとんを食べました。
特に旨くないし、汁が妙に少ないし、これで350円はブルジョワの食い物だな・・・。


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さて、そうこうしているうちに9R3連単を、写真判定の末1枚だけゲットしまして、
本年の初万券は思いがけずも地元から遥か遠い立川の地で獲ることに。
ありがとう川口マンコー!でも小野は本当に弱くなりましたね。


しかし、そんな良い気分を吹き飛ばすような出来事が。


10Rの選手紹介のとき、ゴール前の金網付近に
「廣川貞治」と大書したオレンジ色のハッピを着た、老若男女の一群が登場。
廣川は八王子出身ということで、当然この立川がホームバンクですので、
おそらく家の近所のおっちゃんとか、スナックのねーちゃんなんでしょうねえ。


「貞治」でオレンジ色というのが、わたくし的にはちょっと胸焼け(笑)しますけど、
まあそれでも「地元の人らに愛されてる選手なんだなあ」なんてことを感じつつ、
自分は自分の車券を買って、そしてその一団の後方で、レース本番を見ておりました。


このレースは矢口啓一郎の逃げイチの後ろに、
後閑信一−廣川貞治−晴山裕之−大薗宏と関東大連係。
後の4人は佐藤慎太郎・中村浩士・西郷剛・大竹慎吾とそれぞれ単騎の戦い。
西郷や大竹が番手に競りこむわけがないので、競りがあるとすれば中村か佐藤。
ただ、地元の後閑(ホームは京王閣)に競りこむ気力はあるのか?
というのがこのレースの核心でした。


号砲と同時に矢口が前を取り、単騎の連中は後ろ6番手以降から走らされる展開。
こうなると、誰かが番手に追い上げなければ、レースが始まりません。
その中で、前を欲しがって失敗し、あぶれてしまったのが佐藤。
仕方なく青板で追い上げて行きました。そのまま後閑に競り込むのかなと思いきや・・・


ピタリ、廣川の外でストップする佐藤。
その瞬間、わたくしの前にいた例の一群が、凍りついたのは言うまでもありません。
そして、レースが動き始めました。
しかしもう既に予定されていたかのように、最終ホーム過ぎは矢口−後閑−佐藤で一本棒。
4番手に下げた廣川が4角手前から捲り気味に追い込むもむなしく、
ゴール線は後閑→佐藤→矢口の順に通過・・・。


廣川応援団の一群だけじゃなくて、立川の観客席全体が、
怒りとかそんなのを通り越して、呆れ返ってました。
ヤジすら出せない空気、っていうのかなあ。


あれがね、後閑に競ったのならもちろん1着狙いだから納得だし、
4番手の晴山を一発でキメて3角から捲り追い込むとかならそれはそれで認めますけど、
一応は抵抗してくるけど、でも勝てる廣川に競り込んだってことは、
これは完全に流れ込み狙いの競走。いくらなんでも露骨すぎ


佐藤が根性なしでクソコジキなのは解ってたけど、ここまで極まってたとはねえ。
ありゃ阪神ファンの恥だわ。二度とコイツのレースは買わんよ。
久々に、反吐が出そうになる競輪でした。
佐藤本人のブログでもちょっと叩かれてますけど*3、無視決め込んでますね。


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そのあとの優勝戦は、柴崎ラインの3番手を難なく取った渡部哲男が快勝。

こういう買い方をしてたので、まあ何とか勝って帰ることはできました。


車券は取れたことだし、哲男の表彰式を見ても良かったんですけど、
特に好きな選手ではないし。
なんか10Rの気分悪さが残ってたし。
寒いから早くどこかで一杯引っ掛けたかったし(笑)。
払い戻してそのまま競輪場を退散しました。
帰りの立川駅行きバスはないのだそうで、大勢の群集とともに、オケラ道をトボトボ。


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立川から遠く離れた錦糸町まで移動しまして、
その近くの住吉という場所の「やるき茶屋」で、2人で夜遅くまで呑んでおりました
(誰と呑んだかは、場所聞けばわかる人にはわかる)。
気付いたらもう既に終電。


さすがに前の晩が、奴隷船の中での壮絶な一夜でしたので、
今晩はどこかまともな宿を取らないと。
ということで、新宿のカプセルの予約をじゃらんで取ろうとしたのですが、
日付が変わっちゃったのでタイムアウト
2500円で泊まれる場所に3500円払いたくはないので、
予定を変更して、秋葉原のカプセルに3000円で入りました。


つづく。

*1:玉野のオバハンが沸かしてるヤツ

*2:コカコーラ社製の品

*3:管理人が削除したコメントがあるかもしれないので実際にはかなり叩かれているかも。