立川・船橋・市原遠征記Vol.2「立川でデストラーデのこと聞くな」
尼崎競艇場では、オール女子の最終日から中１日で近松賞。もう既に２日目が終わりました。
今年は「３月の女子王座のためにエンジン素性を見極める」という目的があって、
いちおう全レース、ネットリプレイで目は通しているわけですが、
数日前に見ていた女子レースと比べたら・・・
ほんと、サーカスみたいですね（笑）。
今日は捲り差しが４本決まりましたけど、あんな狭いところどうやって突けるの？というレースばかり。
両脇の舟が止まっててもあんなきれいに入れないですよ正直。
今開催、暮れの女子リーグ以降お蔵入りしていた高勝率モーターが多数登場していますが、
リーグで海野が優勝した３８号機（今回は平石和男）は、それらと何ら遜色ない好気配。
温水パイプが付いたのが女子リーグのときですので、ある意味素性的には一番信頼できるエンジンですね。
間違いなく女子王座では選手たちみんなが欲しがるエンジンになると思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それはさておき。
先週の関東遠征記の続きです。前回のエントリはこちら。
京葉線→武蔵野線で東京の周りをグルリ１周している間に睡眠をとり、
いよいよ今回最大の目的地・立川競輪場に到着。着いたら開門直後でした。
東京支部の選手が数名、お出迎えサービスをしていました（みかんを配っていました）。
ただ、競艇でよくある「出場選手のお出迎え」ではなく、今節斡旋されていない選手が参加。
各自トレーナー姿に自分の名前を書いたタスキをしていたのですが、
わたくしがわかったのは、佐久間仙行だけ・・・。
あとはＡ級か、もしくはＳ級下位クラスの選手だったと思われます。
で、門のところにはスポーツ新聞が山積みに。
どうせ立川が宣伝のために新聞社とタイアップしてこしらえた号外版だろうとタカを括って覗いてみますと、
何とこれが今日付のスポニチと報知。
１０００部ずつぐらいは積んでいたのかなあ？
太っ腹ですよねえ。観○寺だったら売上げが全部飛んじゃいそうです・・・。
報知だと競輪面にＭ木Ｄ介の予想が載ってたりしたら非常に気分悪いので（参考）、
もちろんスポニチをゲット。
その他に競輪場の正門でこれだけたくさんのものをもらいましたがな。
この日の東京は朝からなかなか寒かったので、カイロはすぐに使いました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、大阪から遥か遠い立川といっても、記念レースですので、
前の日の晩、つまり夜行バスに乗り込む前に、既に「競輪研究」は購入済み。
これだけでもちょっと当たりそうな期待感があります。
何しろ、わたしゃ「赤」や「青」を持って東日本の競輪に行って、
その日１本でも払い戻した記憶がほとんどないので（ヘタクソなだけ）*1。
で、さっそく１レース。
細切れ、しかも一長一短のメンバーだったので本当に様子見で購入したら
いきなり当たっちゃった・・・。
５００円が１４１０円になっただけで、この先のことを考えたら屁みたいな的中ですけど、
無事、立川競輪への巡礼を達成！（３６場目*2）
経験上、レース終盤までノーホーラが続いていると、気持ちがあせるし買い目に無理が出てくるし、
本当にロクなことがないので、朝イチからの巡礼条件達成は本当に助かります。
そのあと４Ｒも２車単を押さえで取りましたけど、その後しばらく音沙汰なし。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さすがは東京の記念レースの決勝日ということで、
この日の立川は多くのお客さんで賑わっていました。
たぶん１０年前にはもっともっと混雑していただろうと思われますが・・・。
４コーナー奥のイベント会場では、まずお昼ごろ、
早朝のお出迎えに参加していた地元選手のトークショーが行われました。
で、そこで話題に登場したのが、競輪場正門の目の前に建っているこちら。
これ、佐久間仙行の伯父さんが営んでる会社だそうで（笑）。
お父さんもここで働いてるらしいですよ。
しかしそんなこと言っちゃってええんでしょうかねえ？
立川でハコ４とかやっちゃった日にゃ、火でも付けられかねませんぜ・・・。
あ、そうか、だから横断歩道の前に警備員が常駐してるのか！（笑）
トークの最後に、各選手が次回予定の場所をファンに告げ、応援ヨロシクってことになったんですが、
Ａ級の選手たちが川崎とか松戸とか、まあ近辺の競輪場を言う中、Ｓ級１班の佐久間は
「次は岸和田（１６〜１８日ラピートカップ）ですけど、とりあえずしばらく関東で走りません！」
とうれしそうに（？）のたまって、ほのぼのムードのうちにトークショーは終了しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
続いて８Ｒ発売中、ステージに上がったこの人、誰だか判ります？
あ、間違えたこの人じゃないや*3。
この人ね。
父親参観にやってきたガッチリ体型のパパみたいですが、
これ伊東前西武監督でございます。ユニ着てなくてメガネ掛けてたら全然判らへん！
伊東勤が競輪キチであることはもう既にかなり有名でして、
新人選手に西武園で競輪トレーニングさせたり、ＧＧ佐藤をダービーに連れて行って車券指南したり
（監督辞任後もその影響は残っていて、おととい涌井が立川で１６キロ走りました）、
最近は関東各地の競輪場のトークショーやテレビ中継ゲストに引っ張りだこですが*4、
とりあえず前半は、野球のおはなし。
ただわたくし、イベント会場に来るのが遅れたのであまり聞けませんでしたorz
おそらく、前年の西武の日本一と、「総合コーチ」として日本代表入りするＷＢＣの話をしたと思われます。
で、時間が余ったので（というかわこちゃんに野球の聞き手は厳しいと思われるので）、
観客からの質問コーナーということに。
あんまり手が挙がらなかったので、とりあえずオレが何か訊かないと！と思ったのですが、
恥ずかしながらあまりに急のことだったので、ネタが浮かばない。
そこで結局、あろうことか・・・
デストラーデ、今どうしてます？
こんなどうでもいいこと尋ねてどないすんね〜ん！
（アメリカで現地テレビ局の野球解説者をやってるそうです。去年も会ったそうで。）
今にして思えば、
１２球団合同トライアウト開催時の競輪学校勧誘ブースについて、
「現役野球選手の立場」「競輪ファンの立場」両面からどのように思うかを訊けばよかったかなあ。
あれ、必死にプロ野球の世界にしがみついてる選手たちに失礼な気もするんでね、正直。
惜しいチャンスを逸しましたね。
とりあえず、いよいよ来月後半にＷＢＣ日本代表チームが召集されます。
もちろん連覇は本当に難しいものだと思いますが、
運さえあれば不可能でないことは３年前に証明されているので、
選手とスタッフを含めた「扇の要」として、大いに辣腕を振るうことを期待しています。
というわけで、肝腎の競輪の話は次回。
