立川・船橋・市原遠征記Vol.1「シミッタレましておめでとう」

尼崎オール女子の優勝は寺田千恵。インからの圧勝でした。
山川が鵜飼の回り込みを拒否して2コースを主張したので、楽なスタイルになりましたしね。


最終日、わたくしが尼に着いたのはお昼過ぎで、ちょうど優出選手インタビューの最中。




トークイベントが時折開かれる、お化け屋敷(通称)前の特設会場に、
いつもよりかなり大きめ・高いめのステージを設けて行われていました。
たぶん、女子王座本番もこの場所で行うしかないんでしょうねえ・・・。
公開勝利者インタビューが行われるかどうかは極めて微妙ですが、
あるとすればそれもこの場所になりそうな予感。


しかし、平日にあったオール女子戦で、30歳以下の選手が大瀧あーちゃんだけで、
それでもこんなに客が群がっています。
ホンマ、どうするんでしょうか女子王座の優勝戦の日は?


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


そして今日、和歌山の記念は稲垣がさすがの逃げを打ったんですが、
最後の最後に3番手から加倉に食われてしまいました。
車体故障の荻原が中団に入っていて、捲りを食らう心配がなかったのもあり、
最終バックでもだいぶ流し気味に踏んでいたので、耐え切れると思ったんですが・・・
まだ正直、好調とは言えないかもしれませんね。
それでも幸先の良いスタートは切れたと思うので、
近畿初のSS班と、地元バンクの存続を狙って今年1年戦ってもらいたいですね。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


さて、しばらくまたブログをサボっていたんですが、
何をしていたかと言いますとタイトルの通り、6日夜から9日の朝まで、
立川競輪→船橋競馬場ボートピア&サテライト市原
という旅打ちに行っておりました。


数年前から女子競艇中心の旅打ちになりまして、
なかなか新しい競輪場や競馬場を踏破できずにもどかしい思いをしていたのですが、
今年の正月は肝腎のまさみさんがフライング休み、ってことで、
それなら今のうちに!ということでの旅打ち実行。


しかし、18きっぷで東京へ下り、朝からレース場に行くのっていろいろ問題があるんですよ。
ムーンライトながらは確かに便利なんですけど、18きっぷを2日分使う必要がある。
では在来を乗り継いで1日で行くとなると、向こうで宿泊しなきゃいけない。
それでも安いからいいんですけど、何かちょっとね、損した気分になるのよ。


というわけで今回は、思い切って大阪東京間の移動手段のうち、
最も安い方法で東京へ行ってみることにしました。
JRバス「超得割青春号」の補助席、というヤツです。


これ、一般によく使う「ツアー会社運行の格安バス」ではなくて、
れっきとしたJRの路線バスです。
大阪から新宿まで、正規料金で4300円、前売予約だと3500円という破格
そしてこれが満席になったとき、発車30分前に補助席を8人分発売するのです。
何と驚くなかれ、2100円!
18きっぷ1日分以下の料金で、夜行の移動ができます。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


というわけで、1月6日の夜9時ごろ。
大阪駅桜橋口のバスセンターに行ってみますと、既に一人先客が。
しばらく並んでいますと、程なく補助席の発売が始まりました。
今宵の補助席利用者は4名。意外に8人揃ったりしないもんですねえ。
まあ、当日券だし買えなかったときのリスクを考えたら、計画的な移動をしたい人には厳しいかな。


で、乗るバスはいかにも普通の観光バスタイプという大きさ。
正座席でもなかなか狭いです。
そして、そこにわれわれ補助席利用者がいるわけ。




補助席ってこんなんです。前の人が座ってるのを隠し撮りしました(^^;;
(手前のチャック付いたのはわたくしの荷物)。
ほとんど奴隷船です(笑)。


ただ、思いがけぬ発見がありました!
補助席って要するに折り畳み椅子ですから、座席の下部は何もない空間です。
ということは正座席と違って、補助席の人は前に足が伸ばせるんです!!
これは夜行バス利用者なら理解できるでしょうけど、ものすごく大事なこと。
横の狭さは確かに奴隷船並みですし、背もたれが短いのも非常につらいですけどね。


そしてこのバス、移動中に4回、サービスエリアで休憩時間があります。
このときはわたくしも含めた補助席の4人、強制的に車外へ放り出されます。
そりゃそうですよねえ。正座席の人、トイレ行かれへんがな。
もっとも、補助席組も車内で待機してよろしいと言われたって、
どっちかと言うと外で体を伸ばすほうが遥かに快適ですから、言われなくても出ますけど。


ですから補助席の人は、はっきり言って全然寝ることができないわけですが、
席を折り畳むのにどうしてもドンガラガッチャン音が鳴るわけでして、
したがって正座席の人もみんな、休憩時間ごとに起こされてしまいます。
特に通路側の人は隣に補助席の迷惑な(笑)客がいますし、これは苦行ですよ。

結論として、超得割青春号の満席が予想されるような日は、
正座席の予約は絶対にやめたほうがいい!
そのときは、東京駅行きの大型バス「青春メガドリーム号」を予約したほうが良いと思います。
新宿へ行きたいときでも、東京から中央線を使うか、もしくは「青春中央ドリーム号*1」を使いましょう。


「超得割」に乗るならば、満席になったのを確認してから、補助席をゲットしましょう。
少なくとも最安値だけの値打ちはあると思います。
2100円も4300円も、苦痛は大して変わりません(笑)。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


で、多賀・恵那峡諏訪湖・談合坂の各サービスエリアでいったん降ろされながら、
(夜中の中央自動車道寒かった〜!
定刻より早く午前6時前に、新宿駅新南口に到着。
最近東京滞在時の朝の定番になっている名代富士そば*2で腹ごしらえをし、
いざ立川競輪場へGO!


・・・と思ったのですが、まだ朝があまりにも早いので、
中央線でいったん東京まで行き、京葉線ホームから武蔵野線経由で府中本町へ*3
東京始発時点ではガラガラの車内、所要2時間近く大爆睡状態でした(汗)。


府中本町から南武線に乗り換えて、10時前、いよいよ立川に到着しましたぞ。


とうわけで、次回に続く。

*1:「中央道府中」というバス停で下車すれば目の前が多摩川競艇場なのです。

*2:当然ながら東京で汁そばは食えたもんじゃないので、真冬の早朝だけど盛りそばで。

*3:超遠回りですが、東京近郊区間大回り乗車が認められるので新宿→立川間は経路に関わらず450円。