KEIRINグランプリ08

賞金王決定戦のときのエントリで、
デイリースポーツの湯川浩司VS山崎芳仁対談のお話をしましたけど、
そういえばそのとき、山崎がこんな感じのことを言っていました。

「永井(清史)とか(渡邉)一成は、アスリートって言ってもらうと喜ぶんですよね。
ボクは逆にアスリートと言われたくないほう。あくまでも競輪選手です」

なるほど、これはなかなか面白いですね。
神山がオリンピックとかに出ていた頃、吉岡が似たようなことを言ってたのを思い出します。
うがった見方をすれば自転車競技に自信のない人・・・
というかダッシュ力のない人の遠吠えかもしれませんけど(笑)。


でもわたくし個人的には、競輪は浪花節的要素があるから面白い競技だと思うし、
アスリートのぶつかり合いというよりは、
意思を持ったバクチの駒の、欲の出し合い
と考えたい人間ですので、山崎の感覚というのはそれはそれでありがたいことだと思います。


もっとも永井だって、バクチの駒っぷりもなかなか秀逸なので
(たぶん普段からあんまり何も考えてないからじゃないかとも思いますけどw)、
わたしゃ大好きな選手ですけどね。
今日の平和島で永井聖美はインから逃げられませんでしたけど、
明日は平塚で永井清史は逃げられるのかな?


ちなみに、大晦日は川口で、オートのスーパースター王座決定戦がありますが、
決定戦の1番車に、永井大介が入りました!こちら
平和島の永井さんよりも、こっちの永井さんで勝負しようかなあ(←大阪へ帰る気ないのか)。


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12/29(月) 平塚競輪11R 第1回SSカップみのり
前から石丸−紫原−合志、武田−神山−手島、海老根−新田−ヤマコウ。
赤板後に海老根がゆっくりと上昇も、武田が併せるように前を押さえて、
海老根相手に突っ張り先行を敢行。
ここでヤマコウが切り替えて手島の後ろに収まる。
中団に入った海老根だが余力なく、最終2角から石丸が7番手捲り。
完全に呑み込む勢いだったが、4角で神山が強烈なブロック。
大きく振られた石丸紫原は戻り際に相互接触して落車(新田も巻き添え)、
神山のインを手島が掬って直線一気。武田が2着に残る。


1着 5手島 慶介 (群馬)
2着 7武田 豊樹 (茨城)  2車単7,480円
3着 9山口 幸二 (岐阜)  3連単61,860円

手島が練習中に落車したという話がなければ、2車単は取れた車券かも。
それにしても、小山の金持ちは何をやっても失格にならないんですなあ。
結構なご身分だこと。


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以下、コメントと並びは「競輪研究」の記事を参考にしています。

12/30(火) 平塚競輪10R 寺内大吉記念杯決勝

4木暮安由−3阿部康雄−6佐々木昭彦
7石橋慎太郎−1村本大輔−5鈴木誠
8高谷敏史−2室井健一−9西郷剛

西宮甲子園ホームだった人間の一人として、準決の西郷のレースは恥ずかしい
これから近畿のみんなが散々世話にならないといけない伊原克彦の番手をさっさと森田進に明け渡して、
3番手から早めに追い込んで3着キープ。
そういえば昔、中部の先行屋が大量に湧いて出た頃の山田がこんなゴミレースやってたけど。


あれでは東のマーク屋に完全になめられるし、近畿の若手先行屋からは信頼を失う。
西郷自身、コイツのマークはイヤだと言った自分勝手な京都のオヤジともめて、苦労したはずの人間だから、
それぐらいのことは解ってるだろうと思っていたが・・・話にならんわ。


叩いて逃げる高谷に木暮が早めのカマシ
これを察知して高谷が早逃げならば木暮が中団キープして捲ってしまうかも。
高谷と木暮でやりあえばもちろん石橋の捲りごろだけど。
石橋の後ろは千切れないだろうからいちおうは南関スジを押さえて、
あとは木暮のアタマで狙ってみようか。

3連単 715 175  4流し→1237BOX

同11R 競輪グランプリ08

1 平原 康多 (埼玉) 捲先
2 伏見 俊昭 (福島) 差捲
3 三宅 伸  (岡山) 差捲
4 山崎 芳仁 (福島) 捲先
5 佐藤 友和 (岩手) 捲先
6 渡邉 晴智 (静岡) 差脚
7 井上 昌己 (長崎) 捲差
8 永井 清史 (岐阜) 先捲
9 小嶋 敬二 (石川) 捲先

並び 16 5 42 89 73

井上が「初手は中部から流れに応じて」とのコメント。
これで西勢は4人。対して北日本は佐藤が単騎勝負を選択して分裂。
山崎は最近の大レースで逃げていい実績がないし、平原はここおそらくS取り。
常識で考えれば永井が逃げるとしか考えようがないか。


単純に考えれば小嶋は永井に引っ張らせて二段駆け。
もちろん西日本コンビはそれを読んでマークするわけで、
思惑通り行けば、小嶋井上三宅のうちから優勝者が出ることになる。


ただ、12年前のグランプリで同じように五輪帰りの十文字が逃げイチのときがあって、
そのときは三宅伸が内を伝って十文字のハコに追い上げたんだよね。
このとき十文字は外バンクに上がって、神山が結局番手から捲ったけど、
三宅を使ってから神山に切り替えた小橋に内から差された。


あれを踏まえて考えると、佐藤か平原が同じようなことを狙ってくるかもしれない。
神山とは違って、小嶋がそんなことをされたら太刀打ちできるかどうか・・・。


特に佐藤の場合、小嶋と競るにせよ、あるいは奇策で永井と叩き合うにせよ、
山崎へのアシストという意味では役に立つことになる。
たぶん山崎の前を普通に回るよりも、山崎が得をする可能性は高い。
そういう理由で佐藤が単騎で回るのならば・・・
秘密作戦を妄想するのが好きなわたくしはそう考えちゃうんだよね。


そういうわけで、本線は山崎の2角捲り
今度こそ伏見は差せないと見たい。千切れないだろうけど。
そして押さえに、西の思惑がピタリ嵌まったときの井上のアタマ


さて、穴をどうしようか?
・・・って、悩む必要はないんだよね。
逃げイチならば永井に頑張ってもらいます。
幸い今回の平塚はあまり捲りが決まっていなくて、先行ラインの活躍が目立つ。
逃げ切りも冬のレースとは思えないぐらい決まっているし。


明日はいよいよ、伝家の宝刀・超速カマシの封印を解いても良いはず。
小嶋も一概に番手捲りと決まったわけじゃない。ひょっとしたらヨコに動くかも。
もしそんなことになれば、直線の長くない平塚なら逃げ残って不思議はないし、
ひょっとすると12年前と同じく大量落車があるかもしれないし。
相手選びが難しすぎるけど、永井が残るなら小嶋はどこにもいないような気がするので、
損な役回りをさせられそうな佐藤と共に、思い切って除外しときますか・・・。

3連単
4→2→13678 各3枚  
7→3=9     各2枚
7→39→156  各1枚

3連複
8流し=123467 各1枚
 (計28点・53枚)

最高は「428」で決まればダブルゲットだし高配当だし、万歳ですね。
最低のが入っても1万円は越えると思います。
ここ数年全然当たってないし、ひさびさに競輪グランプリ取りたいなあ。