園田晴れ舞台の一日

近在・遠方の競馬ファンの皆さまのお力添えもありまして、
ダート競馬の祭典・JBCが無事に開催終了いたしましたこと、
主催者関係者に成り代わりまして厚く御礼申し上げます!


ちなみにわたくし、お昼前に園田競馬場に到着しまして、
以前からお世話になっている競艇ファンブログの総本山・
ラリーズクラブさまと初めてごあいさつさせていただき、
現在滋賀にお住まいの先輩の方とも合流して、3人での競馬観戦となりました。



鹿谷弥生さんという方が今年から兵庫県競馬のイメージキャラクターになってまして、
彼女が4レース発売中にトークショー&予想会をやってました。
9割8分が競馬ファンという中、隅っこのほうに
いかにも競馬そっちのけで鹿谷さん目当てと思しき一団を発見(笑)。
やっぱり追っかけはどこの世の中にでもいらっしゃいますねえ。
鹿谷さんのほうも、「またあの人来てる(笑)」ってな感じで、
そっちの方向に向かって手を振ってらっしゃいましたよ。


それにしても、この日の竹之上次男アナは、
トークショー(2回)、JBC2レースを含む実況、勝利騎手インタビュー。
忙しかったでしょうなあ!!お疲れさまでした。


園田競馬の入場門名物、
「何の動物」「どこの部位」か判らないホルモン焼の屋台が、
場内の隅っこに移動してました!!
そして驚きの長蛇の列!(笑)
ここは本当に園田なのか!?
(ちなみにこの移転先、便所の隣でしたけどw)


園田本場に行くのは半年ぶりだったんですが、
いつの間にやらつるまるうどんとかカレーショップとか、外部のテナントが場内に店を構えてました。
何かタイムスリップした感じ。
ただ、21世紀っぽいのはその1点だけで、
あとは場内全部、昭和の香りがムンムン漂っており、
わたくし的にはとっても安心しました(笑)。



場内の予想屋さんも今日は晴れ舞台。
もう十年以上昔から、4コーナー裏で能書きを垂れ続けている信頼社のオヤジも、
この日はなんだか誇らしげに、やっぱり延々と能書き垂れてました。
いったん休業してて、亡くなったという噂まであったんですけどねえ(笑)。


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さて、レースですが、まず露払いレースとなった第47回楠賞は、
兵庫ダービーを制したバンバンバンクが、
格の違いを見せ付けるバック豪快捲りで圧勝


そしてJBCスプリント


完全に松岡の作戦勝ちでしたね。
逃げ馬不在の攻勢で、ハナを奪って折り合いをピッタリ付けて。
あとは仕掛けてきた岩田に併せるように追って圧勝。
あの展開では捲り・追込みは、園田では絶対無理ですからねえ。


アルドラゴンの木村は3番手内の経済コースという願ってもない位置取り
4コーナーでも持ったままの手ごたえでしたが、直線は瞬発力勝負で突き放されました。
もちろん大健闘といえば大健闘だったのですが、いっそのことハナを制しておけば、
今回のメンバーと展開だったら、ひょっとしたら大金星まであったかもしれません。
しかし年末の兵庫ゴールドトロフィーが本当に楽しみになりましたね。
ロードバクシン以来の地元馬交流重賞が見えてきたかも。


とりあえず、ブルーコンコルドを外して3連複を買ってましたので、
久々に園田のレースで馬券取ることができましたですよ(笑)。


続いて、JBCクラシック。

久々に武豊のインタビュー聴きましたわ〜。

竹之上アナ「園田巧者ですね」
武豊所属しましょうか(笑)
竹之上アナ「・・・!ぜひ所属してください」

その気にさせるな、その気に(笑)。


それにしても、2頭強かったですねえ。
ハイペースを作りながら、直線も後続を完封、
あのパサパサ良馬場で、いとも簡単にレコード決着ですか。
力尽きたフリオーソですが、やっぱり地方馬の中では格が違いますね。


チャンストウライですが、パドック映像を見た目にも、
好調時と比べて馬体が緩んでいて、覇気に乏しい感じがしました。
初手の位置取りはまああんなもんだと思いますが、
バックから下原の手が盛んに動いたにもかかわらず、捲り上げていくことすらできず。
帝王賞のあとの夏負けが本当に悔やまれますね。
調整さえ順調なら、絶対に見せ場はあったと信じているんですが。


このあとは園田金盃に進むか、それとも地方交流に遠征するかわかりませんが、
もう一度最初から立て直しをしないと、好勝負は厳しいかもしれません。
とりあえず、モエレトレジャーには先着したので、
いまだに兵庫県の馬には無敗という記録だけは継続中ですが(笑)。



最終レースは兵庫クイーンカップ
ここも1番人気のキーポケットが、お見事な最後方バック捲り
なお次走予定は船橋交流重賞だそうで。相手は強いけど頑張ってほしいものです。


楠賞といい、兵庫QCといい、
園田の最強にして最も派手な戦法である「バック捲り」を、
吉田勝彦アナウンサーの実況のもと、全国のファンにお見せすることができまして、
JRAにはない園田競馬独特の魅力を、
地方初心者の方にも味わっていただけたのではないかと、地元ファンの一人として感じております。


文が長くなっちゃったので、次に続く。