弥彦競輪・すぴRits見学顛末記Vol.3「上限5万円にだまされて」


宝くじで2億円当てた女性が殺された事件。
巷のうわさによりますと、男ってすぐに当たったら誰かにしゃべっちゃいますが、
女は家族にも友人にも、まず誰にも当たったことを打ち明けないんだとか。
そんな女でも、ついポロッと白状してしまうのは、おのれが惚れた男


で、今度の事件で惚れられた男ってどんな人なの?と、容疑者の顔写真見てビックリ。

哲っちゃん〜〜!!


モテるのはわかるけど、人殺したらあかんわ〜。


(06年3月10日、てってい写す)


※ウソでっせ。本物はなぜか九州でリサイタルやってます(笑)。


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閑話休題
弥彦遠征記の続きです。第1回はこちらで第2回はこちら


一風呂浴びまして、のどかな田舎道をテクテク歩きながら、
再び競輪場の門の前に戻ってきたわたくし。
日本海側だから寒いかなと思いきや、ポカポカ陽気
だから上はTシャツ1枚。旅先はできるだけ身軽でいたいですしね。


時刻はまもなく午前10時半、そろそろ第1レースの地乗り前かなという頃でしたので、
さすがに入場門は係員がいて、入場は有料でした(50円)。
ついでに専門紙も購入。
「新競ニュース賞」という新聞社後援のレースだったのですが、
いかにもシェア的に劣勢っぽかったので、こちらを購入することにしました。


その名も「スポーツと競輪」。550円とお高めです。
客の年齢層が高めなのに配慮して?活字も紙面もやや大きめ。
ちなみに、新潟県競馬があったころは「スポーツと競馬」という新聞も発行していたそうです。


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いよいよ本格的に弥彦競輪場へ入場、となったのですが、
この日はさっそく、やっぱり予想していた通りありました。

すぴRits」のおねえさまがたのお出迎え!


ええ、わたしゃ自慢じゃないですが女子競艇マニヤですから、
今日はこういうサービスがあるだろうなあってことは告知がなくても、匂いでわかりますとも。


もちろん、競艇の女子リーグとは違って選手の前でタムロする人は少なく、
したがって「すぴRits」のみなさんから入場客一人一人に、
エキシビションレースの告知を触れて回るという状況。
いざとなったらアスリートですが、基本はキャンペーンガールですからねえ。それが普通か。


で、わたくしのもとには赤いレース服を着た(すなわち3番車)内田レナさんが来られ
(水口由紀と三松直美を足して2で割ったようなべっぴんさんでした)、
外れ車券2500円分で、模擬レースの投票できま〜す」
と宣伝。


何ですか、わたしゃ今から、名前も知らん関東のA級選手のレースに
2500円もヤラレないとあかんのですか・・・。
いや、まあこれは事前に知ってたことなんですけどね。
だから朝一番から弥彦に来てるんだもの。


そんなわけで、もし車券が当たっちゃまずいので1点1点別のマークカードに書いて、
朝っぱらから10枚ぐらいのカードを穴場に突っ込んでるわたくし(笑)。
で、まあ予想通りと言うか、当たり前のように結果は
「普通にまとめてマークすれば良かったね」ということに(要するに全部ハズレ)。
順当に第3レースが終わったところで、無事に負け額2,500円達成
ばんざーい!orz


というわけで、さっそく投票応募券に引き換えてもらいまして、
さあエキシビションレースの予想だ!

その前に「すぴRits」について軽くおさらい。


弥彦競輪場で生まれたレディースケイリンユニット(!?)すぴRitsは結成3年目。
今年は第1期メンバーの5人と、新加入の畑中まいみ
そして遥か九州の小倉競輪で選抜された「チームKOKURA」の3名による
計9名での模擬レースが行われており、この日が今年の最終開催日。
競輪と同様、3人ずつの3分戦に分かれ、ライン戦で弥彦バンクを3周します。
各メンバーのプロフィールはこちら


使用するのは正真正銘のピストレーサー・・・とはちょっと違って、
左側(後輪)だけブレーキのついた、それでも本格的なレーサー

ギアは全員がジャスト3倍。
上がり半周を16〜7秒で駆けるというから、遊びの範疇は超えてます


で、今回初の試みらしいんですが、
過去2節間のハズレ車券2500円分でもらえる投票応募券で、
2車単を予想して、
当たった人全員で30万円を山分けする!とのこと。


法的問題で最高限度額は5万円。
しかしハズレ車券で5万円が当たるなんて、そりゃワクワクですがな!


今回の並びは、

6宮本あみ−7白倉晶子−5田中千晶
畑中まいみ−1成田栞−3内田レナ
8山下香澄−2大石華絵−4山内久美 ←この3人がチーム小倉

という3分戦。


九州を引っ張る山下さんと、チーム弥彦でただ一人の新人・畑中さんが先行宣言。
今年絶好調らしい宮本さんは捲り勝負とのコメント。
さすがに女子競輪ですから、ヨコの勝負なんてあるわけがない。
となれば先行争いになったら、675のラインがひと捲りなんじゃないの?ってことで、
ド素人てっていの直感は、ゴール前差し切りの7→6だったんです。


じゃあ投票しようかなと、巨大な投票箱のところへ行ってわたしゃ愕然


いったいぜんたい、全部で何票入ってとるんですかこりゃ。
スジの6→7とか7→6、ズブズブの7→5なんか、うず高く積み上げられてますがな。


聞けば、1番人気に推された1→3の組は、
午前中までで500票を超えたとのこと。
ってことは何?30万円を500人で山分けしたら、
配当は一人たった600円!?


最高限度額5万円なんて文句に浮かれていたわけですが、
わざわざ一生懸命2500円負けて、その代償が1000円割るのも情けない・・・。
わたくしの直感・7→6は2番人気だったようで、
そうこうしている間にもどんどんと地元のオッチャンたちが投票箱の中に入れていきます。
これじゃあ美味しくないなあ。


ってことで、
成田さんが捲って押し切り、番手の白倉さんは3番手の田中さんにオカマ掘られる
という大変失礼な中ヌケの筋書きを描きまして、
貴重な一票、2車単の6→5に入れさせていただきました。


さあ、発走時刻が近づいてきました。
つーか、A級のレースなんて早よ終われよ・・・(笑)。


つづく。