GJ!金星に浮かれる岸和田BB

向日町の公式HPといえばつい最近まではどこよりも貧弱で、
もちろんインターネットライヴもなかったわけですが、
今では非常に使いやすいライヴ&リプレイの画面が出てまいります。
メディアプレイヤーのウィンドウが新たに立ち上がらないから便利。
競艇は現在すべてこの方式ですし、園田競馬も同様になってますが、
できるだけすみやかに競輪でもこの形式が普及して欲しいところ。


けれども、実は今夜は諸般の事情でこの向日町のネットリプレイではなく、
今となっては古めかしい?岸和田BBのリプレイで
向日町記念の3日目のレースをチェックしていたわけですが・・・


どなたか、お気づきになった方はおられますか?
普通なら、レースがゴールしたら直線のスローVTRが出て、払い戻し画面。
ところが今日(3日目)の10Rだけ、ゴールしてから1周回ったときの、
観客の声援に応えてる稲垣裕之のカットが挟まれてる!



こんなん初めて見ましたよ。
ちなみに、向日町の配信している動画ではこのカットはありませんでした。


いやあ、岸和田BBの動画編集者の気持ちがとてもよくわかりますですよ。
よっぽどうれしかったんでしょうねえ。そらそうよ。
無敵の横綱を相手にして、
地元向日町の稲垣と、岸和田のマエタク・中沢弟でワンツースリーやもんね。


ちなみにこのレースですけど、
「山崎の唯一の弱点を、やっと他派が引き出せたな」
という印象です。


山崎を殺すのに、打鐘から前が目一杯踏んでるようじゃ絶対ダメ。
とにかく一本棒で山崎を7番手以降に置きつつも、
前は流せるだけ流す!
中団の選手もカマシを打たずに我慢する!
これしかないのでは?と思うのです。
たぶん今日のレースで藤田が流したのは、
昔気質の競輪を戦ってる加倉のアドバイスではないかなあ。


ルールが変わる前の、打鐘付近でいったんペースが極端に緩む競輪であれば、
山崎がこれほど強い存在にはなってなかったわけで。
車券は買ってませんでしたけど、10年前のルールの競輪が好きなわたくし的には、
「こんな競輪を待ってたんじゃ5年間!!」
喝采を叫びたくなるレースでした。結果も含めて。


しかし今にして思えば、あの昔の競輪でも8番手から捲り追い込んでた全盛期の吉岡って
どんな脚しとってん!と舌を巻かずにはおれませんわ。



9/3(水) 京都向日町記念競輪 平安賞 最終日

11R 決勝
1 稲垣 裕之  (京都) 先捲
2 神山 雄一郎 (栃木) 差脚
3 前田 拓也  (大阪) 差脚
4 山口 貴宏  (栃木) 差捲
5 海老根 恵太 (千葉) 捲先
6 中澤 央治  (大阪) 差脚
7 武田 豊樹  (茨城) 捲先
8 西岡 正一 (和歌山) 差脚
9 兵藤 一也  (群馬) 差捲

並び想定 59 1368 724

新聞を買っていないのでコメントは載せられませんでした、すみません。
並びは向日町オフィシャルHPに掲載の、大スポ記者の予想をもとにしています。


逃げる可能性は武田が70%、稲垣が28%、海老根が1%、西岡が1%ってところ。
つーか西岡みたいな使えんヤツが勝ち上がってきても近畿的には意味ないんだよなあ。
稲川が逃げ切ってくれてたら話が早かったのに。
そんなわけで、いくら中部&近畿の秘密作戦マニヤのわたくしでも、
さすがにここで西岡がイン斬り→先行をするとは考えづらいので、無視(笑)。


稲垣は当然勝ちたい。武田はここ追加斡旋で、神山には700勝が懸かっている。
それならば武田の先行と読むのが自然だけど、
現状の神山はウマに気を使わせて自滅させる疫病神。
どっかの適当なSシの準優とかで700勝挙げるまで、神山ラインは一銭も買う気なし。


武田の早駆けがバックでタレるならば、勝つのは中団4番手を取りきった方のライン。
2車単ならば何も考えずにスジで狙ったほうが良さそう。
3着には山口を少々。

3連単 1=3→6954  5=9→34

計12点です。