「日本の強い女」考

大村競艇場から戻ってきましたですよ。
ドリーム戦、まさみちゃんが大穴あけてくれたおかげで、
快適に3日間の旅程を過ごすことができました。
(うち2日間はまるまる移動日ですが・・・。)
家に帰って調べてみたら、きっちり財布の中身は減ってましたけど。


昨日は朝の6時前にカプセルホテルを出まして、6時過ぎに大村駅を発ち、
途中、防府の「駅前SC」で当たりもせん車券を買ったりなどして(笑)、
大阪駅に午後11時半過ぎに帰ってまいりました。


で、車内では延々と何してたかというと、もちろんラジオ。
昨日はもちろん、昼も夜もソフトボールでした。
上野由岐子、炎の318球!
わたしゃソフトボールのピッチャーの消耗度合いってどういうもんなのか存じておりませんけど、
1日300球を超えるというのはさすがにすごすぎます。
昼の準決勝(アメリカ戦)は坂井が先発すると思ってたんですけど、勝負賭けましたね。
まあ、その勝負に残念ながら負けちゃったわけで、
もう一度勝つチャンスが与えられてるといえども、エースが大いに体力を消耗した今、
今夜の決勝戦は苦戦必至でしょうが、それでも奇跡を願って応援いたしますですよ。


で、この熱戦をラジオで聴きつつ、ふと思ったこと。
ソフトボール日本リーグなどでも、やっぱり選手個人の追っかけファンはいらっしゃるんでしょうか?
坂井寛子が29歳(永井聖美と同い年)で「大ベテラン」なんて言われる世界ですから、
主力は20歳を超えたぐらいの若い選手たち。
彼女たちが真っ黒に日焼けして、汗水と泥にまみれながら勝負してる。
好きな男にはたまらんぐらい好きな世界のはずです。
今回の代表の中にも、熱烈なファンを持つ選手たちがいるんじゃないでしょうか。
あくまで想像ですけど。


今回、代表入りしているピッチャーは4人ですけど、
例えば坂井選手のファンの方にとっては、今回の決勝進出を喜びつつも、
「どっちか1試合投げさせてくれよ〜」と複雑な心境なんでしょうねえ。
ええわかりますとも。似たような汗臭くてスマートさのない競技の、
しかも「エースじゃないけど代表級」的な選手の追っかけには(笑)。
染谷美佳投手とか、江本奈穂投手のファンの方になると、どんなお気持ちなんでしょうねえ?
偶然検索で引っ掛けてこられた方がいらっしゃったら、教えてくださいませ。
さすがにいないと思うけど。


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伊調姉妹の現役引退騒動?が話題になってますね。
2人ともに、まだやりたいというモチヴェーションがあるならば
是非ロンドン目指してがんばって欲しいですが、人生はアマレスだけじゃないし。


引退が決定してない状況で(千春はほぼ確定かな?)、こんなことを言うのは差し出がましいですが、
今、2人揃って仲良く現役引退というのは、まことに時宜を得た判断である気がするのです。
お姉さんは金メダルこそ取れなかったけど、
姉妹ともやるべきことをすべてやり尽くして臨んだ北京だったでしょうし、
もうこれ以上勝ち続けてどうするの?という疑問が首をもたげたとしたならば、
そこはきっぱりと代表を退いたほうがいいと思います。


と、ここまで書くとなにやら冷たいようですが、そうじゃないよわたしゃ。
この姉妹には、目指して欲しい目標があるんです。
それは、「別のスポーツへの転向」
レスリングなんてさっさとやめちまえと言ってるわけじゃないですよ、念のために。
レスリングのチャンピオンが、別の競技に転向して再びトップを目指す。
どうです?わたくしにはすごく夢のあるストーリーだと思うんですが。


26歳と24歳でしょ?
まだまだ各スポーツ界が放っておくような年齢でも素材でもないですよ。
特に、千春お姉さん!
あなたにピッタリと合った競技がございますですよ。

【特別試験】(第106期生)

●応募資格
平成19年4月2日以降に◎の条件のいずれかを満たしており、
なおかつ1〜8のすべての条件を満たしていることが必要です。
 ◎モーターボートの全日本K400選手権大会において、3年以上連続して3位以内の者
 ◎社団法人日本自動車連盟公認の国際Aライセンス以上の取得者又は
  財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会公認の国際ライセンスの資格取得者であって、
  国際大会又は国内大会において5位以内の者
 ◎スキー、スノボード又は体操競技において、オリンピック、その他世界大会で日本代表の者
 ◎財団法人日本ボクシングコミッション公認A級ライセンスの資格を取得し、日本ランキング5位以内の者
 ◎その他のスポーツにおいて、競走会が特に認める者

1.年 齢:15歳以上(平成6年4月1日以前に生まれた者)
2.学 歴:問わない
3.身 長:制限なし
4.体 重:○男子47kg以上55kg以下(18歳未満の男子については52kg以下)
     ○女子42kg以上50kg以下
5.視 力:両眼とも裸眼で0.8以上(コンタクト不可 )
6.弁色力:強度の色弱でないこと
7.聴力その他健康状態:選手養成訓練を行うのに支障のないもの
8.その他:禁固以上の刑に処せられた者及びモーターボート競走法に違反して罰金以上の刑に処せられた者、
     成年被後見人又は被保佐人、選手養成訓練中に成績不良又は素行不良により
     養成を取りやめられた者のいずれにも該当しない者

●募 集 期 間:平成20年8月1日(金)〜8月31日(日)
●試  験  日:※試験期日:平成20年12月8日(月)〜12日(金)
                第1次試験等、分割して実施するのではなく、1回の試験として実施。
          ※試験会場:やまと競艇学校
          ※試験内容:体重測定、学科試験、適性試験、人物試験(面接)、身体検査
●受  験  料:入学試験にかかわる受験料は、すべて無料
●入 学 予 定 日:平成21年4月1日(水)

問合せ先:財団法人 日本モーターボート競走会 広報課 03-3454-5058

どうです?これ。
今回、新たに設置されたこの「特別試験枠」
もう伊調千春をてぐすね引いて待ち構えている制度にしか思えなくなってきました。


明記されている資格者がなぜ「スキー・スノボ・体操・ボクシング」だけなのか解りませんけど、
さすがに「その他」で、競走会は「特に認めてくれる」こと間違いありません。
反射神経を始めとする運動能力、ストイックな精神力、勝負にかける執念、申し分なし。
もちろん48キロ級の選手ですから体重もバッチリ(←ここ重要)
視力と色覚はわかりませんが、今はレーシック受けて競艇学校を受験する人も多いですし、
まずその気になれば問題はないでしょう。
学科試験は・・・中卒でも通る試験だから大丈夫、のはず(笑)。


45歳でも現役バリバリの選手はいくらでもいますから、
このあとまだ長い期間、選手でい続けることが可能ですし、
結婚・出産を経てもカムバックできます。そんな競技、今の日本にはあまりありませんよ。


さすがに今回の106期は時間的に無理ですけど、
半年後の107期、チャレンジしてくれませんかね?
そして女子競艇知名度を世間に大いに広めることもさることながら、
近年のどうも生ぬる〜い女子競艇の雰囲気を、
緊張感漂う世界にガラッと変えて欲しい!


本当に密かに、でも大真面目に期待してますから!
ぜひとも競走会も、熱烈にラブコール掛けてください。
あ、青森には競艇支部がないので、勧誘する気のある支部があれば一刻も早くね。
デビュー節には自分たちの根城に報道陣や客が大勢集まること間違いないよ(笑)。