いつまでもいると思うなJFK

7/6(日) 横浜 対横浜11回戦


阪神  030 100 004  8
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横浜  100 102 030  7


勝 ウイリアムス(3−3)  S 藤川(27S)  負 寺原
HR 野口1号3ラン  バルディリス1号ソロ  金本15号2ラン


ホームゲームでは、去年の狩野のサヨナラみたいなことが起こって不思議じゃないが、
ビジターでこんなことが起こったらもうどうしようもないわなあ。


3併殺(しかも全て2塁か3塁にランナーがいる場面)の拙攻があって、
さらに6回も8回も、その併殺でチャンスを潰した後に失点する最悪のパターン
いくらなんでもこれで勝とうと思ったら虫が良すぎるんだけど、
実際に虫が良くなるなんてねえ。さすがにビックリ。


でも、お祭り騒ぎをしていられるか?というと当然そうではない。
渡辺の2失点と、ジェフの3失点は事実として重くのしかかる。
渡辺に関しては、登板過多とは関係のない夏の疲れではないかと思うので、
7月はできるだけ楽に投げさせて、8月に目一杯という形にしてやれば良い。
だから特に心配はしていないんだけど、真剣にヤバイのはジェフ。


ここのところ、というか今年に入ってからずっと同じ。
ストレートに伸びがなくて、全部バッターの膝元より下に来て見送られてしまい、
カウントが悪くなって甘いボールを弾き返されるパターン。
今日の内川・村田・ビグビー、全部完璧に捕らえられている。


木曜の中日戦も、最終的には不振の立浪との左対左対決で、
しかも関本の堅守があったから難を逃れたようなものの、
全く以前のウイリアムスらしい安心感は感じられなかった。
ヤクルト戦でも、日ハム戦でも似たような結果。
強いストレートを投げとけば打たれないというジェフでは、既にない。
正直言うと、ここ数試合のウイリアムスには、衰えさえ感じる。
顔で何とか抑えられているような節はあるけど、化けの皮が剥がれつつある。


それでも、彼に代わるサウスポーのリリーフなどいるはずがない。
つまり、どうにかして1年でも長持ちさせるというのも、
これからの首脳陣の大きなテーマにしていく必要があるということ。


そのためには、今日のような展開では上園をもっと引っ張って欲しかったし、
3点差がついた時点で、ジェフは降板させたほうが良かったと思う。
今以上に余裕があるチーム状況なんてありえないのだから、
こういうときこそ、ルーティンに縛られない、いろいろな発想を試してもらいたい。