オッサンを乗せちゃあいけませんぜ

またも1試合飛ばします。
中日との3戦目は投手戦。最後に競り勝ち。
あのあたりはもう甲子園の魔力ですな。
しかし最後、バント処理を悪送球したときの、荒木のベースカバーはすごかった!
あんな神技のカバーリングを見たのは、今や伝説の試合・05年ナゴドの中村豊以来よ。
ああいうプレーがある限り、いくらゲーム差があっても中日だけは気が抜けないね。

7/4(金) 横浜 対横浜9回戦


阪神  000 110 005  7
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横浜  000 000 000  0


勝 下柳(8−1)  負 小林
HR 矢野2号ソロ

ルーキーの小林は全くの初物。
今のタイガース打線ならば初物のジンクスも関係ないかなと思っていたけど、

小林の内容が悪いにもかかわらず、かなり苦戦してしまった。
下柳が全く危なげない内容だったから良かったけど、そうでなかったら勝ち目は薄かったね。
追記)小林とは過去2度、中継ぎで対戦していました。計4イニングで1点なので打ち崩せてません。



さらに気になったのが、4番手で出てきたサイレントK・石井。
中日にいたときから全然打てた記憶がないんだけど、
忘れたころに横浜に移籍して、やっぱり出てきたら打てなかった。
これから先、左の中継ぎとして出てこられるとちょっとつらいねえ。
なにしろ、耳をつんざくような大歓声が全く効き目ないんだから、
タイガースファンとしても糠に釘状態やもん。


とりあえず、雲母山のマハラジャが気前良く試合を壊してくれたので、
宿便が取れたかのように9回表に大量点。
半日後に次の試合があるんだから、あんな負け方したらいかんわな、横浜も。


7/5(土) 同10回戦


阪神  020 320 110  9
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横浜  000 000 121  4


勝 安藤(7−4)  負 那須
HR 矢野3号2ラン  ビグビー 小関

序盤から快調に加点できたけれど、何より矢野の先制弾が大きい。
昨日もそうだったけど、キャッチャーに先制打が出るとバッテリーに弾みがつく。
特に矢野は案外、冴えているときと精彩を欠くときの差が激しい選手だけに、
相手チームからすれば、矢野に先制ホームランを浴びるなど愚の骨頂
もうあの2ランで試合の大勢が決まったと言っても過言ではない。


安藤は病み上がりならとりあえずこんなもの。
ただ4回あたりから変化球のコントロールがかなり悪かったね。
慣らし運転ならばしかたない。来週の登板がまさに本番。
とにかく安藤の売りは制球力なんだから、さらに磨きをかけて、
球数少なくイニングを積み重ねて欲しい。


情けないのはその後やねえ。特に太陽。
エラーでの失点は不運かもしれないけど、そこまでの流れがあまりにも酷いよ。
あの大量リードの展開で、タダでさえ守りにも集中力を欠きかねない状況の中、
先頭打者に四球、2死1・2塁でまた四球。
これじゃ新井のせいにはできない
9回にはご丁寧にホームランまで打たれて、これじゃ昨日の大富豪を嗤えないよ。
明日の上園の立ち上がり、よほど気合入れて攻めないと危ないぞ。