汚らしいビッグイニング
6/9(月) 甲子園 対オリックス4回戦
オリックス 000 001 000 1
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阪神 000 400 00× 4
勝 下柳(6−1) S 藤川(22S) 負 近藤
下柳のポイントは立ち上がりの慎重な場面で凌ぎきれるかどうか。
内容や球数に関係なく0点にさえ抑えれば、中盤までの好投は何とか確約される。
それだけに初回、いかにも下柳には強そうな北川や浜中に繋げられるとイヤだと思ってたけど、
どうにかこうにかローズまでで切ることができたのが良かったね。
次の登板は千葉かな?1・2番を出したくないなあ。
昨日「ビッグイニングが欲しい」と書いたけど、やっと1イニング4点。
まあ結局この4点しかなかったから、余裕のない継投をさせられちゃったけどね。
しかしこの4点の内容がすごいよ。
サード北川という弱点を利用しただけの金本のヒットと、外野フライ2本。
3本の打点全てが逆方向への当たり。
何の派手さも痛快さもないのは事実だけど、
相手にとってこんなに気分の悪い失点はないよ。
例えばナゴヤドームで、森野に流し打ちのタイムリー打たれたあと、
ノリと谷繁の連続犠飛で4失点なんて想像したら・・・テレビ消すもんねえ。
こういう意地汚いビッグイニングが作れるチームは本当に強い。
でもこの好調さがいつまでも続くわけじゃないから、
とにかく勝てるうちにどんどん勝ち越しておかないと。
関東遠征は2勝2敗でも十分だけど、接戦だけは譲らない試合をしたいね。