決めた2・3番とつないだ4番

5/3(土祝) ナゴヤドーム 対中日6回戦


阪神  201 300 003  9
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中日  000 100 000  1


勝 安藤(4−2)  負 小笠原
HR 新井3号2ラン  平野1号3ラン  焼豚


平野と新井で7安打6打点。
われわれ辛党の阪神ファンにとってはまだ半信半疑ではあるけれども、
名古屋の中日ファンにはトラウマになるような新戦力の大活躍だった。


確かに小笠原のデキはひどかった。もうバッティングピッチャー状態。
しかし安藤の失投を拾っただけの焼豚のホームランとは違い、
新井も平野も、こんなバッティングできるのか!と感心する技ありの内容。
平野のビックリ箱は水曜の甲子園に続いて今週2度目。
調子の良し悪しがはっきりしている選手だから、打つときはこんなものなんだろうね。
赤星も、たまにでいいからああいうバッティングができるようになれば、
いよいよ完全無欠の1番打者なんだがねえ。


あと、不振の金本にやっとヒットが出たけれども、それよりも3回、
無死1・2塁でしっかり引っ張って、走者を3塁に進める最低限の仕事ができたことに好感。
結局そのあと今岡の犠飛で労せずして3点目が取れたところで、
完全に試合の主導権を握ることができたからね。
あのセカンドゴロで、谷繁がちょっとガッカリきたんじゃないかな。
チームプレーをされることを誰よりも嫌がるキャッチャーだからね。


安藤は立ち上がりちょっと苦しんでいた。
本調子ではなかったと思う。あるいは大事な9連戦の頭を任される緊張感からか。
コントロールはいつもに比べアバウトだったが、矢野の配球に助けられた。
特にノリへのシュート攻め。あれは明日以降も効果を持ち続けると期待したい。
もっとも、1打席目は三振じゃなく打撃妨害臭かったけどね(笑)。