丸亀競艇旅行記(中)「旦那優勝・嫁落水・オレうどん」

永井聖美の丸亀でのレースにつきましては別エントリにありますのでそちらで。
ここは初日、25日に丸亀競艇場へ行ったときのお話、その2です。
前編はこちら参照


まさみちゃんの前半のレースが終わりまして、
まだノーホーラのわたくしですが(←別にめずらしくもなんともない)、
後半12レースまで時間はあるので、うどんでも食いましょうかということになりまして、
zevon先生の車でいったん競艇場をあとにしました。


丸亀の市街地を抜けて、どんどんと山側のほうへ。
途中、小ぎれいなうどん屋さんは至るところに点在していましたけれどもそれはスルー。
前回、観音寺競輪場へ出かけたときが「山内うどん」でしたし、
今回もそれに匹敵するようなボロ・・・もとい時代を感じさせるうどん屋さんなんだろうなあ
と思って期待しておりますと、
通り道にこんなものが!


どっかで見たぞこのお店。
そうです、ここは今節出走中の丸亀競艇地区スター・平山智加の実家!
このブログで見たんですね前回は。
ついでですが、この「キューティーブログ」、最新のエントリ香川県の御大将・山川美由紀。
渡辺千草と山内うどんに行ったそうで。



さて、ゴルフショップ平山から目と鼻の先に、目的のうどん屋はありました。

うーん、さすがはzevon先生のチョイス(笑)。
山内ほどの強烈なインパクトはありませんが、
なぜだかこういう店構えのほうが旨そうに見えるのが不思議ですよね。
ちなみにこちら山下うどんは丸亀のおとなり、善通寺市だそうです。


1時過ぎということで、店内は多くのお客さんが。
びっくりしたのは、5〜6人連れの客の前に、
一升徳利がド〜ンと鎮座しているではありませんか!
うどん屋呑んでるのかこの人らは!しかも一升瓶じゃなくて徳利!


目が点になってるわたくしを尻目に、zevon先生の注文したのは「しょうゆうどんの大」
わたくし完全に追随ですこういうときは。
大阪のカントダキとは全然違うダシのおでんをセルフサービスで取って、
しばらくするとうどんがやってきました。
そして、やおらさっきの一升徳利をわれわれのテーブルに置いて行く店員さん。
???


先生が蓋を開けて、うどんの入った器にトクトクトク・・・
な〜んだ、徳利の中はダシ醤油だったのか〜(早よ気付け!)
わたくしも猿真似いたしまして、卸しショウガを添えてツルツル・・・
う〜ん、ブラボー!


やっぱり讃岐うどんはコシが勝負ですわ。ダシも濃いほうが旨いねえ。
薄口醤油ベースのダシを程好く吸い込むところに値打ちのある大阪うどんとは全く別の食べ物です。
んで、食べ終わって一言。
写真撮るの忘れた〜〜!!


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このあともう1軒行こうか?という話にはなったんですが、
レースのほうも気になるということで、すぐに競艇場へ帰還。
着くや否や始まったレースで、いきなり横西奏恵が吹っ飛んだ〜!
3連単98,480円也
ナンボ横西負けてくれ〜と思ってるわたくしでも、
女王を飛ばして橋谷田の1着なんて、買えるかこんなも〜ん!


んでこのレース、まくって展開を作り2着に入ったのが水口由紀
ダンナは競輪選手伊藤保文
昔は近畿でトップクラスの実力選手だったんですが、
最近は特別競輪にもごぶさたして、稼ぎもがた落ち。
水口がA1を2期続けて勤めることができたのは、
ダンナの埋め合わせじゃないのか?なんてことを、
ここしばらくはずっと思ってたわけです。


ところが11R
3着争いをしていた水口、2周の2マークで落水・・・
対岸の大きなテレビで、水口の身体がファ〜っと宙に浮いて、
海の中に落ちていくのがはっきりと確認できましたがな。
zevon先生にとっては最もなじみの深い女子競艇選手の一人だっただけに、
ちょっとショッキングな結末になりました。


最終レースはドリーム。
横西が鼻唄交じりでインから逃げて、焦点は3着争いになりましたが、
5コースからスタートしたわれらが永井聖美。
1マークツケマイ→2マークツケマイ→2周1Mツケマイ!
全速ターン3連発で3番手を競り勝ち。
久しぶりに「これがまさみのレース」という競走を見せてくれました。
もちろん2着や1着のほうがいいに決まってるけど、余は満足じゃ。
いちおう舟券も押さえてましたし。


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全レースが終了しまして、まだ大村の競艇祭を売っていた丸亀競艇場でしたが、
われわれはいち早くzevon先生の車に戻りまして、やおらスポニチ見ながら競輪予想。
そう、水口のダンナ・伊藤ヤスがこの日、大津びわこで決勝戦出場!


今からびわこへ瞬間移動して、金網の前で
「ヤス〜!嫁はんさっき落水したぞ〜!怪我してるか心配やぞ〜!」
というヤジを飛ばせばどうなるか?という不謹慎なことをしゃべりつつ、
先生はヤスと後ろの中井護の折り返し、
わたくしは叩き合いになると見て、捲る3号車と9号車の折り返し(これがホンマの3993)。


ケータイから電話投票しようとした先生でしたが・・・
寸前で締め切られましたorz


そして結果は・・・
伊藤保文、みごとに優勝!
もちろん村上義弘が前で目いっぱい逃げてくれたのもありましたけど、
それにしても今年まだ2勝しかしていなかった選手が、この3日間で3連勝です。
調子が戻ってきたかな?


そんなこんなで、2人とも車券はハズレるとことだったので、
まあ良かったねえなんて言いながら、競艇場をあとにしたのでした。


まだつづく。