岸和田でルーレットバンクを偲ぶ

なんかね、たまにしか競輪見ないと、完全に浦島太郎状態になってますよ最近。

今節の岸和田Ｓ級シリーズ、その名も「ダイヤモンド賞」。
知ってる人にとっては涙があふれるようなタイトルですよこりゃ。
今でもあのニックルが泣いてるポスターを思い出します。

西宮から（あるいは阪急から）名前を買い取ったのか？気になりますねえ。
まさかタダのＳシの優勝者にダイヤモンド渡したりはしないと思いますけど。
（註：昔、西宮記念競輪「阪急ダイヤモンド賞」の優勝者には本物のダイヤがプレゼントされた）

そしてそのダイヤモンド賞のレース内容もまた涙が・・・。
いつの間に高城信雄は１００点割り込んでるの？
何で市田佳寿浩はあの位置から自力出せないの？
そして加藤慎平、お前小豆島に引っ越せ！

結局名前を聞いたこともないような６番車の逃げ屋が、準決で２勝２着１本の大暴れ。
まあ、イキのいいのが勝ち上がるのはそれはそれでええんですけど、
主力選手があまりにも情けないですね。
買うほうは基本５０４通りの中から選ばなきゃいけないんですから、
もうちょっとは買えそうな結果で収まってくれないと。

そんな中、井上薫４９歳。
準決、高城のカマシに必死で食らい付きましたがな。
心臓飛び出るよあんなん。５０手前であれだけチャリ漕いだらさあ。
まあ、ゴール前はきっちりハコ３でしたけど・・・。それでも決勝進出。
昔とは違って、今は３着でも車券貢献なので「コジキ」呼ばわりされませんから。
この調子で還暦までがんばってちょうだい。奈良の御大将と競い合って。

４／１８（金）　岸和田競輪Ｓ級シリーズ　ダイヤモンド賞争奪戦　最終日

１２Ｒ　Ｓ級決勝
１　高城　信雄　　（兵庫）　　捲先
２　西田　雅志　　（広島）　　差捲
３　佐藤　真一　　（東京）　　差脚
４　菅田　和宏　　（宮城）　　先捲
５　井上　　薫　　（大阪）　　差脚
６　本村　隆文　　（岐阜）　　捲先
７　小笠原　弘高　（神奈川）　差脚
８　高橋　隆太　　（静岡）　　先捲
９　田川　辰二　　（熊本）　　差捲
並び想定　１５　６２　４３　９　８７

西田が本村マークを選び、田川は切れ目からというのはあくまで想定。
実際の並びは新聞や選手紹介で確認してくださいませ。
菅田とか高橋とか・・・全然知らない選手だなあ。
最近は若いからと言って逃げるなんて保証全然ないからねえ。今回はライン２車だし。

叩き合いになったらそれはそれで良し。本村も動いてくれそうだし。
人気でも高城の底力を信頼だ。緩めば準決同様カマせば良い。
ここを優勝して完全復調への足がかり？いやそれだけじゃない。
「地元・西宮記念勝ったった〜！」と表彰式で叫んでくれ。

井上はさすがにもうきついか・・・３着一杯。
力で西田の突っ込みは当然として、狙いは先行屋の流れ込み。

２車単　１−２　１−４　１−６　１−８