小次郎おじちゃん、ボートに挑戦!

4月7日(月曜)、某所で小次郎おじちゃんこと京本政樹さんの
「プレミアムトークショー」が行われました。
さて、その「某所」とはどこだったでしょう?


1)東映太秦映画村
2)NHK大阪アトリウム
3)天満天神繁昌亭
4)びわこ競艇場

って問題が出たときに、4番はネタやろ!とお思いの皆さん。
正解はその4番なのです。


年に1度の記念レース「GIびわこ大賞」のイヴェントとして、
一攫千金を夢見る男・和田小次郎がやってまいりました!


さすがに世の中広しと言えども、
競艇ファン&ちりとてちんマニヤ&ブロガー
なんて三重苦(笑)を抱えた人間は私のほかにあまりいないはずですので、
これは何としてでも行かなきゃ!ということで行ってまいりました。


びわこ競艇場のスタンド中央にある「多目的ホール」は吹き抜けになっておりまして、
2階や3階からも覗き見れるようになっているんですが、
平日の真昼間にもかかわらず各階とも大盛況でした。
(もちろんイヴェントに一瞥もくれず舟券検討に精を出す人も大勢いたわけですがw)


司会者に促されて京本さん登場。上はジャケット、下は迷彩柄といういでたち。
客の前に立って颯爽とグラサンを外しますと紛れもなく京様!
小次郎おじちゃんと髪型は全然変わってませんでした。
服装はまるっきり違いましたけど(笑)。
残念ながら写真撮影はNGでした・・・。
でも2回あったトークショーの後半は写真を撮ってるジイサンやオバサンがちらほら(汗)。


まずは客層を見渡してひとこと。
明らかに毎日ここにいる方と、
  今日初めて来た方の色分けがすごいですね」


ええ、最前列に陣取っていたオバサマはたぶん今日初めての方々ですよ。
大半の客は舟券買ってレースを見てからイベント会場に来ますけど、
オバサマ方には全然関係ないんですもん。そりゃ最前列取れますわな(笑)。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まずは競艇のお話から。
京本さんあんまりレース系は見ないみたいです。
ラッキーナンバーが「3」なんだそうで(長嶋茂雄?)、
次の8Rは「号艇」の「角哲男」の舟券を買いました、とのこと。


ここ、すっごく悩ましいところなのです。だって、小次郎おじちゃんの予想ですよ!
こんなん当たるのか当たらんのかメッチャ判断しづらい!!
何といっても最終的に「子の一三六五番」で200万円せしめた男ですからねえ。
絶対それまでに400万円ぐらい投資してると思いますけど(笑)。


このレース普通に予想してみると、インの原田幸哉が断然のムード。
エンジン的には確かに三角も怖いところですが、アタマまで抜けるかは微妙・・・。
悩んだ挙句、わたくしがイベント終了後に買った舟券2連単の1−3一本。
時間もなかったし。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて、バクチつながりということで、「パチンコ必殺仕事人」の話があった後、
いよいよ!「ちりとてちん」の話題に。
実は京本さん、脚本の藤本有紀さんからのご指名で、
おととしの10月に既にオファーもらってたんだそうです。
ヒロインが選ばれる半年も前に決まってたわけで。
正典さんのブログにも「脚本家の指名」って書かれてましたけど(参照)、
まさかそんな早くから決まってたとは。


そのちりとて小次郎おじちゃんですが、
最初は本当に手探りだったといいます。そしてファンの方も手探りだったんじゃないか、と。
「必殺」に代表されるようなクールなキャラとは正反対の「平成の寅さん」。
全く未体験のキャラだけに、いろいろと役作りには悩まされたみたいですよ。


で、その結果、もう既にいくつか、
「クールでない京様」の出演依頼が来ているそうです。
後半じわじわと視聴率が上がり、業界での評価も高かったらしく、
そして京本さんいわく朝ドラは業界ではお手本的存在」なんだそうで、
さっそくその効果が現れた、というところなんでしょうか。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて、その小次郎おじちゃんの役作りですが、まず首にぶら下げたお守り。
これは「平成の寅さん」に似合う趣向として、京本さん独自の発案だったそうです。
そして驚くべきことに、
「この袋の中には何が入ってるんだろう?」という話題になったときに、
京本さんが「小次郎のことだし・・・宝くじなんじゃないの?」という話が先にあって、
それから例の宝くじがらみの脚本が出来上がったんだそうで。
上方落語ファンなら
「宝くじ」→「富くじ」→「高津の富」
というスキームは簡単に思いつくので、このへんは楽に書けたんじゃないかとは思いますけど。


このあと、ちょっと面白い話が聞けました。
第1週・第5話といえば・・・もちろん正太郎じいちゃんの最期の場面。
このとき小次郎は、偶然正太郎の足下、
つまりおじいちゃんから見えにくい位置に座ったんだそうです。


そしてあのシーン。
正太郎さん、喜代美と正典に話し掛けただけで逝ってしまいましたが、何と、
一瞬だけ小次郎の顔を見ているんです!


あとで京本さんが確認をとったら、正太郎役の米倉斉加年さん、
「同じ我が子なんだから」という想いで、
やっぱり小次郎のほうを一瞬見たんだそうです。
京本さん「スローで見れば分かると思いますよ」とおっしゃってました。
既にビデオを撮っている方、そして5月発売のDVDを購入予定の方!

ちりとてちん 完全版 DVD-BOX I 苦あれば落語あり(4枚組)

ちりとてちん 完全版 DVD-BOX I 苦あれば落語あり(4枚組)

ぜひともチェックしてみてくださいませ。
そして、このエピソードを踏まえてもう一度、
小次郎と草若師匠が病室で語り合うシーン(第20週・111話)を思い出してみてください。
きっと新たな感動があるんじゃないかと思います。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて、これでとりあえず前半のトークショーは終わり。
次は11Rの発売中、ということで、京本さんと司会者は退席しました。
でも忘れちゃいけません。

ラッキーナンバーの「3号艇・三角」はどうなったのか!?
小次郎おじちゃん、一攫千金成ったのか!?
それはまた次回〜