MVPぐらいは譲ってくれよ

昨日はヤフブロ時代から世話になってた方々と甲子園で観戦。
ライスタ上段・バックスクリーン横という超!特等席でして、
日ハムのオーダー&リリーフが誰なのか、スコアボードが見にくい以外は
極めて快適に観戦することができました。雨もほとんど降らなかったしね。

6/22(日) 甲子園 対日本ハム4回戦


日ハム 000 100 020  3
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阪神  010 210 01×  5


勝 アッチソン(5−4)  S 藤川(25S)  負 グリン
HR 金本12号ソロ 13号2ラン


雨上がりということもあって、いつもの浜風ではなくホームから中堅方向への風。
金本にとってはまさに水を得た魚のようなコンディションだったとはいえ、
あの2発は生で見てて久々に痺れたホームランだった。


なにしろ前日が完封負け。しかもグリンの立ち上がりが上々。
今の打線の状態で、連打で得点を重ねるのは難しそうな雰囲気だったから、
1人だけで先制点を取れたのは非常に大きかったし、
2本目は追いつかれた直後の2ランやからねえ。
敵のベンチやファンからしてみたら「降参」というしかないわなあ。


一昨年はGWに右手の薬指を痛め、フルスイングできなかった。
去年は言わずと知れた左ヒザ半月板損傷。
2年続けてまともな状態で交流戦を送れていなかったからね。
ケガさえしてなければこれだけバカスカ打てたのかということに、
他チームのみならず、われわれ阪神ファンも改めて気付かされたよ。
4番の状態がこれだけ違えば、そりゃチームの成績も違うのは当たり前だしね。


でも、どうやら交流戦のMVPというのは優勝チームから選ばれる決まりらしい。
ということは事実上、ウチは5200万円を取り逃したことになるのか。
もったいないことしたなあ。ロッテ相手の3敗が全部惜しかっただけに悔やまれる。


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あまりにも昨日は金本が鮮やか過ぎて忘れ去られがちだけど、
アッチソンが久々に好投したことは今後に向けて何よりも明るい材料。
制球・球威ともに申し分ないアッチは4月以来に見たよ。
ランナーを溜めるシーンがなかったから、1失点こそしたけど安心して見ていられた。


当然昨日に限っては5イニングだけということが事前から判っていただろうから、
立ち上がりから飛ばしていたのが好結果に結びついた。
基本的にアメリカではリリーフやってた選手なんだから、
こういうスタイルのほうが間違いなく彼には合ってるね。


これからレギュラーシーズンに戻って、連戦が多くなるけれど、
アッチソンのときはリリーフ総動員しないとしょうがないかな。
日本人の先発陣には、できるだけ長いイニング投げられるようにがんばってもらいたい。
特に岩田と上園には、今後10年間のことを考えてもね。