馬がウマく手綱を操って

大塚光二、ようしゃべるなあ(笑)。
ゲストのようにABC(&サンテレビ)から1日限定で雇われて、
周りは全然知らないスタッフばっかりのはずなのにねえ。


さすがはオヤジが朝の道上洋三のリスナーだっただけのことはあるなあ。
まあ、解説の内容も非常に丁寧でわかりやすかったし、
交流戦のアウェイならではの企画で非常に良かったと思います。

6/11(水) 西武ドーム 対西武3回戦


阪神  210 020 010  6
――――――――――――――――――――
西武  000 120 100  4


勝 上園(2−0)  S 藤川(23S)  負 石井一
HR フォード3号ソロ  おかわり バカスカ


今日のゲームの「肝」は1回の攻防。
アメリカから戻ってからの石井に特に苦手意識はないけど、
ミツの先制打はまさに値千金。代打稼業の打ち方やね。


それにしても今日の石井は「もう阪神戦飽きた」なんて言うて、
飽きるどころか見たこともない外人にホームラン打たれて、
挙句の果てにカモの金本の打球をまともに食らってオダブツ。
何か暗剣殺に向かったような日だったね。


一方で上園は初回無死満塁の大ピンチ。無死満塁は一人目が鍵、というのは野球の鉄則。
次がブラゼルで助かったよ。あれがGGやおかわりだったら本当にヤバかった。
でも、3アウト目になるおかわりの三振は本当にビックリしたよ。



その前の2人がフォークで三振、今度も当然そうだとばかり思ってたから、
最後の外のストレート、おかわりが完全に読みの外れた空振りしてたもんねえ。


上園はタイガースの日本人先発で唯一、自己主張の強いピッチングをしたがるけど、
本当に野口が巧く手綱を操ってるよ。
西武ベンチで上園はフォークボールピッチャーという認識が強くて、
おや!?と思ったときには既に3点ビハインドだったからね。
そのあと修正して、その3点を取り返せるのはさすがに西武打線の底力だけど、
後手後手に回らされた感は強いよね。


これでセとパの首位決戦は3連勝。
今日はとうとう3戦目にして向こうのお家芸を2発やられたけど、
あと残りは1試合だけだしね。
別に明日5発打たれてボロ負けしたとしても、別に痛くも痒くもないし。


でももしかしたら明日は岩田なのかなあ。
それだったら今後のこと考えると打たれたくないねえ。