甲子園は広かった

昨日あたりから
「入ってねえんだよ」とか「赤星 コノヤロー」とかいうキーワードで
ブログ検索から来られる方がチラホラいらっしゃいます。
やっぱりみんな気になってるんやねえ。

5/25(日) 甲子園  対西武1回戦


西武  000 001 000  1
―――――――――――――――――――
阪神  000 000 50×  5


勝 久保田(2−1)  負 小野寺

7回に完璧なリリーフを見せた久保田とシバキ倒された小野寺。
この2人って常磐大の同級生なんやねえ。
同じように速球派でリリーフ、修羅場をくぐってきた数も豊富だけど、
周囲からの強烈な圧力に慣れてる分だけ久保田のほうが上やったね。
それにしても流れを引き寄せた今日のピッチングは見事。
あとは逆に1〜2点リードの場面でどうなるか、次回の登板を楽しみにしたい。


試合後に岡田監督が語ったように、今日はとにかく相手を何点に抑えるかが全ての試合。
特に、ホームランをいかに打たせないか、そこがポイントだった。
花火さえなければ、西武はそう繋がりのある打線ではないんだし。


だからランナーが溜まっても慌てる必要はなかったし、
もともとがランナーがいても動じない性格の上園だから安心できた。
「ホームラン0」という結果は正直、でき過ぎやけどね。


甲子園は両翼96m、中堅120m、フェンス3.2m。
各地にはこれより大きい球場がいっぱいある。西武ドームも甲子園より微妙に広い。
それでも、普段プレーすることのない西武の選手たちには
「甲子園は広い!どう打ってもスタンドに行かない!」
と思わせる何かがあったのかもしれない。
風だろうか、あるいはスタンドの分厚さか、それとも満員の客の圧力か、投手の気迫か、それはわからないけど。


逆に、タイガース打線はいつもの通りホームランなしの集中打。
新井が、金本が、低めのボールを捕らえてゴロのタイムリーヒットを飛ばす、
その姿を、西武の一発屋打線がどう感じ取っただろうか。
きっとデーブが「向こうは向こう、こっちはこっち」と言って無視させようとするとは思うけど、
それでも絶対今日の試合を戦ってみて、
「今年の阪神はマジで強いわ」思わせることはできたと思うよ。
ひょっとしたら10月にもう一度戦うかもしれないけど、
その前に明日勝って「もう甲子園へは行きたくない」と思わせられれば最高やね。


明日は許かな。「許さんの好投許さん」といきたいねえ。
とりあえず、今日は攻め切れなかった立ち上がりをもっとがめつく行こう。