尼としては最大限の努力

いろいろありまして(苦笑)*1、昨晩は全く寝ないまま尼崎競艇場へ。
途中の阪神尼崎駅では・・・


試運転の近鉄電車が乗り入れていて、いよいよ阪神なんば線開通が近くなったなあと実感。


センタープール前駅を降りますと、今日はもちろん専用通路が開放。
すでに多くの客が、花束やらなにやらいろいろ持って、続々正門の方へ詰め掛けていました。
専用通路の窓からピットを覗くと・・・



ボートがずらり勢揃い。何だか壮観です。
わたくしのショボショボデジカメでもこれぐらい写るので、
一眼レフのちょっと望遠のいいカメラを持ってる人は、穴場の撮影スポットかも。
撮影許可証も要らないし(笑)。


まだ9時前というのに、正門の前は濃ゆ〜いファンでごった返していました。
というわけで、2000円払って先に入場できる特観席を使うことにしました。
(実は競艇場の特観に自前で入るの初めてw)


手続きを済ませてもう一度下に降り、開会式のステージに来て見てビックリ!



普段の選手紹介とは逆の方向にステージが作られてあって、
選手たちはみな、オバケ屋敷*2の2階から降りてくるという仕掛け!



尼崎で行う以上、どう考えても絶対に混乱必至になる開会式、
どんな奥の手を使ってくるか、それとも完全に諦めて普通に混乱させとくか?と思ってたんですが・・・。
伊丹の胴元のみなさん、必死に頭をひねって考えたんでしょうなあ。
まさかオバケ屋敷を利用するとはね(笑)。


中からちょろちょろと顔を出してこっちを覗き込むオバケの皆さん(爆)。


結局花束・プレゼントゾーンは予想通り大混乱で、
最前列に陣取ってた人は骨折するんじゃないか?と心配になるほどのラッシュぶり。
遠方からいらっしゃったファンの方々、口々に「最悪だった」とおっしゃってましたけど、
正直に言いましょう。


あれ以上、尼に期待しないでください!
物理的に不可能ですんで。あのオバケ屋敷を潰さない限り。


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最前列(イン)はどうせ大変なことになるだろうと思って、
まさに「カド位置」ともいえる、段差のある場所の最前列という、
開会式を俯瞰するには絶好のポジションを取ることができたのですが・・・
それでもロクな写真が取れませんでしたorz
もう500万画素じゃ限界ですわ(涙)。


ですので開会式の目立つところは、ほかの方のブログやオフィシャルでお楽しみいただくとして、


池千夏にケンカを売られた直後の紫乃さん(笑)。


ネタがかぶって惨敗の岩崎芳美ですが、阪神ファンには猛烈にアピール。
(樫葉次郎と夫婦そろって、甲子園の年間指定席を持つほどの熱血ファンです。)
背番号は25(荒井崇博 新井貴浩)だったと思います。


ちなみに同県の横西も、前検日と同様(参照)、ドリームインタビューでは鳥谷ユニ。



こういう経緯があるんですって(サンスポ)。
確か虎の中継ぎ「EWコンビ」の相方、
渡辺亮(徳島出身)*3とも交流あるという噂を聞いたことありますが。


笹川良一のかばん持ちから名を挙げ、
ギャンブル低迷時代に競艇中興」ともいえる現在の状況を支える立役者となった
蔭山会長も、今回と総理杯で見納め。
これだけの牽引力を持った後任はそうそう出てこないと思いますので、
来年度からのち競艇界は今以上に繁栄できるのか?
正直、心配なところはありますね。


ステージの端っこで作戦会議中!?
別にヒロミが写真のような仏頂面を続けていたわけではありません。
ずっと2人で談笑してましたので。誤解ないようにね。


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3/3(火) 尼崎競艇 女子王座決定戦 初日

11R 予選  山川・西村め・池田妹・永井・海野・佐々木
枠なり3対3から、2コース西村が遅れる。
カベはなくてもトップスタートを放った山川が、ヒロミの攻めを受け止めて先マイ。
すかさず差した永井は内から迫ったが、山川がバックで絞ってきたので、無理せず引いて2番手確保。
1山川美由紀−4永井聖美−2西村めぐみ  2連単490円  3連単2,680円


バックでそのまま舳先をねじ込もうと思えば不可能ではなかったと思いますけど、
無理はしませんでしたね。本人的には正解だと思います。
でも予選の順位を考えたとき、山川にだけは簡単に勝たせたくなかったような。


1走目からさっそくギアケースを交換し、その効果が出たかどうかはよくわかりませんが、
初日の足としては上々の仕上がりだったと思います。
少なくとも去年の津のような必死の整備はしなくていいかもしれませんが、
そのために逆に気が緩むことだけはないように、
とにかくプロペラの回転合わせに精力を注ぎ込んで、6日間戦ってほしいですね。


というのも、初日は早朝から昼になるにつれ次第に気温が下がるという変なお天気。
全レースが3〜6℃という極寒の中行われましたので、
かなり多くの選手から「回転が上がりすぎ」というコメントが出ているようです。


でも今日の寒さは特殊。明日は最高気温が10℃、
3日目以降は15℃程度といった気温が予想されていますので、
初日のエンジン相場は、はっきり言って度外視してもいいぐらいですね。
2日目は逆に、各選手のエンジンを見極める重要な1日になるような気がしています。


そうそう。あったかくなるということはすなわち、花粉が満開ってこと。
まさみさんもわたくしもお互い、最善の対策をしてがんばりましょう(笑)。


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3/4(水) 尼崎競艇 GI第22回JAL女子王座決定戦 2日目

1R ◎西村歩・○金田・×茶谷・▲川邉・垣内・松村昌  123・456

インなら強いあゆに水神祭の大チャンス到来。しかし金田・川辺と強烈な決め手持つ難敵が。


2R 岸・▲中谷・◎福島・吉原・○三浦永・×久保田  123・456

初日に舟券絡み、とりあえずホッとした?中谷。F2岸をインに入れ、勝ってもらいたい番組屋の配慮だが。


3R ▲佐藤・◎五反田・○定野・中里・平山・×濱村  123・456

佐藤はかなり厳しい気配だが先には回るか。差す五反田にチャンス。平山買いかぶられ過ぎ。


4R ◎向井・○池田紫・大瀧・▲西村め・栢場・×淺田  123・456

尼ドル箱の向井がやっとらしさを取り戻した。伸び型の西村のカド単穴。


5R 予選
1 水口 由紀 (京都) 普通で乗りづらさが・・・
2 永井 聖美 (愛知) 乗り味はまだ甘い
3 道上 千夏 (愛媛) 整備しても出なく・・・
4 片岡 恵里 (山口) 全体的に足はいい
5 田口 節子 (岡山) 行き足が弱いです
6 池田 明美 (静岡) かからずヤバい感じ

進入想定 123・456

水口はインでも持ち味生きる選手ではない。
田口もまだ完調には程遠いので、ここは永井にとっては是非とも1勝したいチャンス。
スタート勝ちして自然捲りの形になれば何の問題もないだろうけど、
差しの展開ならば、とにかく池の引き波にだけは嵌まらないように警戒したい。
道中競りだと片岡の足や田口の巧さ、アケミの突進が怖いので、とにかく早く抜け出したいね。


6R ◎新田・○谷川・×海野・池田妹・△渡辺千・小松原  123・456

なかなかエンジンメンバー揃っている。2コース谷川は強攻も兼備。小松原の3等に注。


7R ×久保田・加藤綾・◎佐々木・○日高・△細川・佐藤  123・456

初日出遅れた佐々木が猛攻。マーク日高に絶好の展開も。混戦巧いのが加藤・細川。


8R ◎中里・○栢場・×香川・堀之内・△横西・西村歩  123・456

横西はドリームのコース取りが信じられない淡白さ。機力にかなり不安ありと見る。ならば内有利。


9R 松村昌・◎田口・△角・○山川・×向井・岸  123・456

足不安の田口だがここなら先制攻撃可能。やはり2着は山川の立ち回りが優勢か。


10R 予選
1 濱村 美鹿子 (東京) 悪くはないけど・・
2 魚谷 香織  (山口) 回転抑えよくなり
3 寺田 千恵  (岡山) もう少し乗り味を
4 長嶋 万記  (静岡) 伸びもう少し上積みを
5 永井 聖美  (愛知) 乗り味はまだ甘い
6 新田 芳美  (徳島) 引き波のところで出て行かなかったし、少しロスしている

進入想定 123・456

捲り勢壊滅の初日、決まり手「抜き」とはいえ唯一捲りで勝ったのがF2の魚谷。
勝利者インタビューでも「先輩にペラと気持ちを教えてもらって来た」と言っていたけど、
本当に展示タイムと勝負度胸は女子艇界でも最上位ランクかもね。


濱村のインはビミョー、というのは女子ファンなら誰でも知ってる通説。
さすがに捲られるということはないだろうから、舟券は外さないとは思うけど。
永井にとってはかなり試練といえそうなレース。
展開を突く足はあるので、あとは落とすか握るか、そして差す場所を間違えないようにするだけ。
2日目は16点ぐらいを目標にしたいので、舟券には是非とも絡んでおきたいな。


11R ◎日高・×三浦永・△小松原・宇野・○岩崎・水口  123・456

誰が攻めてきても三浦が絶好のカベ。仕上がり悪くない日高が逃げ切ってしまいそう。


12R ◎池田姉・×渡辺千・○淺田・西村美・△大山・香川  123・456

今日一番の大混戦カード。アケミと浅田に人気が偏るなら、2人を外して大穴の網を張る手も。

*1:なので帰宅後すぐ寝ましたので、このエントリの更新が遅くなりました。すみません。

*2:10年ぐらい前から立ち入り禁止になっている、正門入ってすぐの建物。尼のやる気のなさのシンボル。

*3:彼はもともと競艇選手志願でしたが、体が大きくなりすぎたために断念してプロ野球の世界へ。